南無煩悩大菩薩

今日是好日也

茶堂。

2007-09-12 | つれづれの風景。

旅人とは、ある願いを弥勒に先途修行の修験者ともいえる。

そんな旅人を、温かな接待で敬い、修験の導きを自らも確かめる。

在るものと、通り過ぎるものと、その巡り合せに感謝する。

お茶堂とは、その仕掛けを司る遺産である。

無料の奉仕は、無量となる。


旅人には、村人が菩薩に見えたに違いない。

村人には、旅人が如来に見えたに違いない。


行き過ぎ、通り過ぎ、すれ違うだけの人生には、警句となろう。


じっくり座って、過ぎ行く時を噛締めるのもまた悪くは無いではないか。


まぁまぁ。お茶でも一杯。


コメント
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