南無煩悩大菩薩

今日是好日也

趣向には工夫。

2012-05-25 | 世界の写窓から
(photo/Robert Doisneau)

而して、人間の娯楽には少しでも風流の趣向、また少しでも高尚なる工夫があって然りだといえます。

かの下等動物のように、ただものを食べて喉を鳴らすようなことでは、もともとの備わりに対して勿体無きことであります。

質素を旨とし驕奢を排して、風流高尚に遊ぶは、それ身分の貴賎、貧富の隔壁、老若の春秋を超えて、人間本然の理、即ち 清雅の和楽 を得られること、必定であります。
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