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労力を節約する機械や装置は掃いて捨てるほどあるが、「思考を節約する」装置はもちろんのこと、「仕事を節約する」装置はいまだ誰も発明していない。
しかしだ、それが実現しようとしている、もしくはそう思わせるような雰囲気に変わってきている。
そんなことになれば、人々はそれを当然のこととし、思考や仕事というものに対し特別の意識を持たなくなるのではないか?。万事がずさんになり、手軽に済ますようになる。正しいことよりも都合のよいことを追いかける。考えなくなる。疑問を持たなくなる。答えは覚えていても、問題が何であったかを忘れてしまう。
そして普通の人間に普通でないことを行わせた。とそれをさも人間機能の拡張のように囃す周りが増えていく。
そんな気がしてならないがそれは悪夢だ。人間が冗長曖昧でクリエイティビティでユニークさをなくすことはないだろうと信じる。わしは。
脳みそは考える為にある。計算する為ではない。と昔の誰かさんも言っていた。