以前何かの本で目にした収入と幸せの研究のリサーチ結果がおもしろい。
確か、年収20万ドル(約2000万)の人達と、2万ドル(約200万)近辺の人達千人からのアンケート結果だ。
面白いのは、設問の中で、「あなたは今の仕事が辛いですか」と、「あなたは今の職務内容と収入は妥当だと思いますか」など、充足感と不満感などにおいては双方とも全く同じような分布になっていた点だ。
幸せの研究によると、何かを楽しもうというとき、最適な楽しみ方をしようと自分にプレッシャーをかけるとむしろ苦痛を覚えることになるという。
幸せな人たちは充足化するタイプの人たちであることが多い。
自分は人生で何がしたいかを知っていて、満足したら其処で立ち止まることのできる人たちだ。
彼らの求めるものは地位と共に変わらない。つまり、欲に限度があり、飽くことを知っているのであろう。
確かに、かっこつけようとするとしんどい。
過度の緊張や、極度の装飾や、張りぼての尊大さは、自分をよく見せなければという、欺瞞的なプレッシャーに由来するようでもある。
なかなか難しいが、人は人に対して過剰に恐れるべきではない。
運子もすれば屁もひる、よだれだってくれば、鼻糞目糞、耳糞まみれだ。
勝手に自分が恐れることを、恐れる方がいい。
話は変わるが、
私は禿にしたおかげで、ヘアースタイルにだけはかっこつけることはない。
幸せは、春に桜で秋もみじ、肝臓元気で、毎度呑む酒。
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