人に魚を一匹与えれば一日の食事になるだろう。
人に釣り方を教えれば一生の食事になるだろう。
-unknown-
親が子に、先輩が後輩に、上司が部下に、先生が生徒に、政府が国民に、おこなう教育的なふるまいにおいて、
肝心要は、与えて消費を促す援助をすることではなく、
その人にあったやり方で、
課題を消化する「力」への自助自立的な開発の援助をすることだと思います。
みつばちマーヤが、弱くても強いのは、そういうところにあります。
いくらえらそうにいっても、結局人は人に対して自分の意見を押し付けることしかできない。
だから、しんどいけれど、個人の一生の食事を考えれば、孤独と挫折のみつばちマーヤの境遇を経験するほうがいい。
それらをけなげに克服しながら、マーヤは大人の蜜蜂へと成長し、生きる力を蓄えます。
与えられて生きていることに慣れると、まちがいなく私たちはつけあがる生き物のようです。
おねがいです。私に餌を与えないで下さい。
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