南無煩悩大菩薩

今日是好日也

母の手。

2012-02-09 | 世界の写窓から
(The Mother’s Hand by Antanas Sutkus. 1966)

立ち眩むような喧騒の中で、唯一の安らぎを、母の手に求める。

手を差し伸べるとはそういうことだ。

やがて迷いは消え、みづからのうちにその記憶を留める。

安らぎを与える事ができるのは、安らぎを求めた事を知っていなければできないだろう。
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パフォーマンスの中身。

2012-02-08 | 意匠芸術美術音楽
(photo source)

決断は完全に自分が下したという確信を持つこと。
自分で下した判断は、もしかしたら思いがけないものかもしれない。
いいかえれば、自分の欲するものを正確に知っている人はめったにいないし、自分の考えていることがわかっている人も少ないということだ。
たいていの人は、何かを考えていても、自分が考えていることの中身を知らない。
また、自分が何かを考えていると思っているが、じつはなにも考えていないという人も大勢いる。
自分で自分を教育することは容易な事ではない。
-ロバート・ヘンライ「アート・スピリット」より-
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相似系。

2012-02-07 | 世界の写窓から
(photo/Eric Slayton)


(photo/unknown)

私の彼は長谷川一夫似なの、とか、僕の彼女は田中絹代にそっくりなんだ、とか、たぶんに妄想も含まれているかもしれないが、世の中には何かと似ているところの物事が多々ある。

時代の流行系などにも共通の何かがあって、その感覚を掴んだものが売れるともいう。

私はミタことはないが、「家政婦のミタ」という人が流行ったそうだ、それと今よく売れているのが自動クリーナーの「ルンバ」という商品だそうだ。

両方とも、掃除系ではある。
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かみは燃える。

2012-02-06 | 世界の写窓から
(movie/God Father/ Marlon Brando)

ゴッドファーザーの彼は、貫禄があり威厳があり包容力を兼ね備え肝が据わっているように見える。

そして内には燃え続けるもの。

男としては年寄りの理想ですな。

と、

ゴミだしファーザーは憧れる。

おっと、今日は不燃物の日であった。
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ちょいと当る。

2012-02-04 | つれづれの風景。

我、思いもよらず人様の飼猫となれり。

捨てる人あれば、拾う人ありの境遇なり。

されども、いささかの感慨も特になし。

野に在れば野の、宅にあれば宅の、能う可く処、飄々生々あるのみ。
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挫してみれば。

2012-02-03 | つれづれの風景。

わたしのあたまに

つのがあった

つきあたって

おれてはじめてわかった

-榎本栄一-
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犬も食わない話。

2012-02-02 | 世界の写窓から
(写真/森山大道)

友人が去年田舎に帰ったとき、犬に噛まれたという。

今年に入ってちょっと熱っぽい日が続くのは、そのときにジステンバーに感染したのではないかと心配していた。

しかし、ジステンバーが人に感染するという話は聞いたことがない。

よくよく聞いてみれば、去年の暮れのことだという。

去年の暮れといえば、12月だ。

それは、ジステンバーえはなく、ディッセンバーではないか。
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資産は与えなくても見出される。

2012-02-01 | 意匠芸術美術音楽
(Johannes Vermeer / Girl with a Pearl Earring)

『真珠の耳飾りの少女』、いわずと知れた、フェルメールの名作です。

テープアートという分野がある。絵具と筆の変わりにテープとカッターを使って絵を描く、というより出現させます。

Max Zorn というアーティストのオマージュ作品がこれ。

(Tape Art / Max Zorn)

光を巧みに利用し表現するというところに共通点があるようです。
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