中国で,本場マッサージをうけてきた。背中から首にかけてコルと伝えると、それなら少し金額上乗せして牛の角によるマッサージをうけないかと勧めれた。普通は1時間79元のところ,100元。日本円で1500円。高いか安いかよくわからないけど、とにかく効くという評判なので,全てお任せすることにした。みんなは通常の79元コース。80元としないところが298的ですねー。サテンのピンクの上下に着替え,記念撮影。いつまでも着替え終えない我々にスタッフはいらつき気味。
いざという時のために「痛い」の中国語「トントン」だけ用意して5人がずらーっとベッドにうつぶせになる。私だけオイル付きということで,背中ぱっくりのハンケツ状態。この姿はかなりみっともない。隣の高校生達との間にカーテンが欲しいー。などと背中が緊張して準備を待っていると,オイルをタップリ塗り手のひらで擦るだけで、想像以上に痛い。首の付け根で「パン」と何かがつぶれる音がする。コリ一つ破裂かな。擦るから強くこするに変わった時は,かなり痛い。しかし背中全体痛さに麻痺してきた感があり、まだ「トン」は発する必要に迫れていない。高校生も「うー」と唸るけど、だれも根をあげない。痛いと言って手を弱められたらせっかくの効果が薄くなるかと思う貧乏人根性で,全員が我慢を続けていると言った感じかな。徐々にだけど,確実に痛さの中心に指が近づき、「あー、そこはやめといた方がいいと思うんだけどー」と心で反芻する箇所に、実に的確に集中攻撃をかけてくる。「そこは絶対触ってはいけない!」と心で叫ぶのに,背骨と筋肉の間に指をいれてぐいぐい引きはがしにかかる。脂汗が出るが,意外にもすぐやめてくれたので,「トン」は発せず。やっと終わったー。と安堵するのも束の間,実はこれからが本題なのでした。
あり得ないことに,固いへら状の物(うつぶせだから物を見てはいない)でゴリゴリこすりだした。なんじゃこれー、と(心で)叫ぶ。「痛い?」と聞いてきた。(たぶん。)「少し,トン」と答えるけど,結局手の力は弱まらない。「コノヒトダイジョウブカナー」と中国人スタッフは一緒にマッサージうけていた我々のガイドに聞くけど(たぶん),彼女は寝ていて無反応。5人のスタッフは嘲笑。コリをほぐす痛さに加え,皮膚がこすれる痛さが強く,血だらけになっている背中が想像される。このままじゃこのあと数日シャワーしみるんだろうなと、今後の生活に心配を馳せるあたりはなんともA型な私なのです。
みんなと違うコースだったのに,「シンクーラ」の一言で,全員が一斉に終了になり,マッサージのお姉さん5人一列に退出。敵陣が去り、ようやく気を取り直した我々一行は口々に痛かったを連発するが,私の背中の赤あざを見た者は皆痛さ自慢は程々になるのでした。
ベッドから立ち上がると,まっすぐ立てない。体中の力が抜けた感じで,だるくて眠い。階段をフラフラになって降り、外で待っていたタクシーに転がり込むように乗る。
赤くなるのは効いている証拠で2日もすれば痛みをなくなると言われた通り,治療の痛みは数日でなくなり少し背中が軽くなったが、さらに数日後の今は元の痛みの芯が出現。一度で治らない程しぶといコリだったのか?
いざという時のために「痛い」の中国語「トントン」だけ用意して5人がずらーっとベッドにうつぶせになる。私だけオイル付きということで,背中ぱっくりのハンケツ状態。この姿はかなりみっともない。隣の高校生達との間にカーテンが欲しいー。などと背中が緊張して準備を待っていると,オイルをタップリ塗り手のひらで擦るだけで、想像以上に痛い。首の付け根で「パン」と何かがつぶれる音がする。コリ一つ破裂かな。擦るから強くこするに変わった時は,かなり痛い。しかし背中全体痛さに麻痺してきた感があり、まだ「トン」は発する必要に迫れていない。高校生も「うー」と唸るけど、だれも根をあげない。痛いと言って手を弱められたらせっかくの効果が薄くなるかと思う貧乏人根性で,全員が我慢を続けていると言った感じかな。徐々にだけど,確実に痛さの中心に指が近づき、「あー、そこはやめといた方がいいと思うんだけどー」と心で反芻する箇所に、実に的確に集中攻撃をかけてくる。「そこは絶対触ってはいけない!」と心で叫ぶのに,背骨と筋肉の間に指をいれてぐいぐい引きはがしにかかる。脂汗が出るが,意外にもすぐやめてくれたので,「トン」は発せず。やっと終わったー。と安堵するのも束の間,実はこれからが本題なのでした。
あり得ないことに,固いへら状の物(うつぶせだから物を見てはいない)でゴリゴリこすりだした。なんじゃこれー、と(心で)叫ぶ。「痛い?」と聞いてきた。(たぶん。)「少し,トン」と答えるけど,結局手の力は弱まらない。「コノヒトダイジョウブカナー」と中国人スタッフは一緒にマッサージうけていた我々のガイドに聞くけど(たぶん),彼女は寝ていて無反応。5人のスタッフは嘲笑。コリをほぐす痛さに加え,皮膚がこすれる痛さが強く,血だらけになっている背中が想像される。このままじゃこのあと数日シャワーしみるんだろうなと、今後の生活に心配を馳せるあたりはなんともA型な私なのです。
みんなと違うコースだったのに,「シンクーラ」の一言で,全員が一斉に終了になり,マッサージのお姉さん5人一列に退出。敵陣が去り、ようやく気を取り直した我々一行は口々に痛かったを連発するが,私の背中の赤あざを見た者は皆痛さ自慢は程々になるのでした。
ベッドから立ち上がると,まっすぐ立てない。体中の力が抜けた感じで,だるくて眠い。階段をフラフラになって降り、外で待っていたタクシーに転がり込むように乗る。
赤くなるのは効いている証拠で2日もすれば痛みをなくなると言われた通り,治療の痛みは数日でなくなり少し背中が軽くなったが、さらに数日後の今は元の痛みの芯が出現。一度で治らない程しぶといコリだったのか?