バネの風

千葉県野田市の「学習教室BANETバネ」の授業内容や、川上犬、ギャラリー輝の事、おもしろい日常を綴ります。

中国マッサージその後

2009-04-21 07:30:07 | Badminton
 中国で例の牛の角オイルマッサージをうけ,背中真っ赤になってから3週間程が過ぎたけど、そういえば背中から首が軽い。直後より日々楽になっていくという感じ。さすが本場中国。ズラーッと登場したのはパートのお姉さん達かと思いきや、いえいえ皆超一流の腕の持ち主だったのですね。こういう人がゾロゾロ居るっていうのが中国のすごさでしょ。もし日本で開業したら行列間違いなし。
 行政が、優れた能力があると見込まれる子をスカウトして,アスリートとして専門的に選別育成していくシステムがある国であり,「代わりはいくらでも居る」と涼しい顔で言えちゃう国なんですから。日本も、東京オリンピックで不振だった水泳界は反省し,学校の部活では年間通じて練習できないからと地域にスイミングスクールを作り、そして今に至ります。同じようにスクールが育成している競技は、どんどん世界で活躍する日本人を輩出している。スケート、テニス、ゴルフ等々。こんな風にバドミントンはならないね。スイミングスクールは有料で当たり前だけど,バドミントンの練習は無料が通常。民間の流れに組み込まれないと、この感覚は変わらないでしょうし、育成後のプロへの可能性が狭いから、金の流れが組み込まれない悪循環。だからジュニアの指導者の多くは、子どもがやっている間だけ関わる親コーチか,仕事の合間の片手間指導になってしまう。それでもなんとか全国優勝しようと奮闘するのだから、ある意味、私たち野田ジュニアはすごいです。違う意味でノックの行列作って、高齢者が汗吹き出してがんばっている。
 自分の子がやっているわけではない。仕事としてやっているわけでもない。でも何年も続ける指導者がいるのは、そこには夢があり、自己実現の場となっているから。全員をつないでいるのは金と野望ではなく、夢と信頼。ゆらゆらしたもので繋がっているのです。