中国での移動はいつもマイクロバス。たいてい最前列に乗る。今回も最前列通路側が指定位置。いわゆるIちゃん席斜め後。位置柄、車窓を眺めるよりも,運転手と同じ目線で前方を見ることになる。そして右太ももが筋肉痛になるほどブレーキをともに踏み込むことになるのです。
ワー、危ない!と思わず右足に力が入るけど,バスは無慈悲にもブレーキかける様子はなく,ギリギリのスペースをスーッと流れたり、前車に超接近する。運転手目線で走っているとわかるのは、もともと4車線の道に勝手に5車線くらいになって走っている無秩序と見える車の動きを、常に隣の隣の車線くらいまで見た上で、基本的には自分がどうしたいかをはっきり意思表示しながら走っているのです。左に曲がりたかったら車線はみ出て左によりながら走る。すると少し開いた右側スペースにはもう別の車が走っている。ちょっと油断するとその右の車はバスの前に出て、お先にーと左に曲がって行く。常にこんな感じ。それでも今回はかなりソフトだったのは、車の間をすり抜けるバイクの姿がないのです。聞くところによるとバイクでの街への乗りいれは禁止になったということで,その分車が増えたかな。
宿舎になっていた大学の構内に入る門は入り2車線、出2車線分のスペースがあるけど、調度昼時で出たい車が一斉に5車線くらいに膨らんで、とにかく出ることに押し合いへし合いしている。180度の方向から出口に突っ込んで来て、180度に広がって出ようとしている感じ。それだけならなんとか時間が解決するだろうけど、当然入る車だってあるんですよ。私が乗っているのは、入る車。まったく入るスペースなし。それでも数センチ単位で無理矢理入ろうとする我が運転手、通称ルパン。門のところにいた警備員らしき若者は、入る側から抗議を受け「わかった、わかった」と言いながらどっかへ行ってしまった。ここはひとつ車を降りて、交通誘導でもして一躍ヒーローになっちゃおうかなーとは思うけど、結局何もできず全く動かない車の中で時間ばかりが過ぎるのです。「事故一度も起こしたこと無いよ」という明るいルパン君すら、みるみる恐い形相になっていくではないですか。
とにかく車線守ろうよ。「中国で運転できれば、世界中どこでも運転できるって言われているよ」とルパン青年。私もそう思う。
ワー、危ない!と思わず右足に力が入るけど,バスは無慈悲にもブレーキかける様子はなく,ギリギリのスペースをスーッと流れたり、前車に超接近する。運転手目線で走っているとわかるのは、もともと4車線の道に勝手に5車線くらいになって走っている無秩序と見える車の動きを、常に隣の隣の車線くらいまで見た上で、基本的には自分がどうしたいかをはっきり意思表示しながら走っているのです。左に曲がりたかったら車線はみ出て左によりながら走る。すると少し開いた右側スペースにはもう別の車が走っている。ちょっと油断するとその右の車はバスの前に出て、お先にーと左に曲がって行く。常にこんな感じ。それでも今回はかなりソフトだったのは、車の間をすり抜けるバイクの姿がないのです。聞くところによるとバイクでの街への乗りいれは禁止になったということで,その分車が増えたかな。
宿舎になっていた大学の構内に入る門は入り2車線、出2車線分のスペースがあるけど、調度昼時で出たい車が一斉に5車線くらいに膨らんで、とにかく出ることに押し合いへし合いしている。180度の方向から出口に突っ込んで来て、180度に広がって出ようとしている感じ。それだけならなんとか時間が解決するだろうけど、当然入る車だってあるんですよ。私が乗っているのは、入る車。まったく入るスペースなし。それでも数センチ単位で無理矢理入ろうとする我が運転手、通称ルパン。門のところにいた警備員らしき若者は、入る側から抗議を受け「わかった、わかった」と言いながらどっかへ行ってしまった。ここはひとつ車を降りて、交通誘導でもして一躍ヒーローになっちゃおうかなーとは思うけど、結局何もできず全く動かない車の中で時間ばかりが過ぎるのです。「事故一度も起こしたこと無いよ」という明るいルパン君すら、みるみる恐い形相になっていくではないですか。
とにかく車線守ろうよ。「中国で運転できれば、世界中どこでも運転できるって言われているよ」とルパン青年。私もそう思う。