バネの作文教室 パンセ 再開のお知らせ
【 月末配布のバネ通信3月号コラムより】
先月以上に、日々新型肺炎リスクが大きくなってきている今日この頃です。主宰するNPO団体の2/22のイベントを決行するのか中止するのか主催者としての決断が迫られました。中止を決断したのは2/19。イベントの3日前でした。「やらないのですか?」という時流に乗ったかのような判断を冷ややかに見る目もありましたが、少しでも不安があるのならばリスク回避すべしと決断し中止としました。
この出来事は二つの示唆を含みます。
まず一つ目。少しでも不安がある限り、徹底的に対処し、万全の策を練るべし!です。これは受験勉強にも言えます。
「いつもここで点取れないんだよね」とか、「適当に書いたら当たってた。オレってすげー!」なんて箇所があってはだめです。確実にできるまで徹底しないと、本番では得点に結びつきません。だから受験生最後の詰めは不安箇所の徹底学習になります。
今年もそうでした。全教科でそれをやるので,それ相応の時間が必要になりますが,最後の1ヶ月の徹底学習は、これまでの経験上かなりの割合で得点に結びついています。そして神がかり的なのですが,どういうわけが直前学習の箇所からの出題が多いのです。いわゆる『予想が当たった」ってやつです。万全対策だからこそなのでしょう。
二つ目は,目に見えないもの(この場合ウイルス)を注視すべし、です。どこに存在するのかわからない肉眼で捉えられないウイルスへの対処として,マスク・手洗い・うがいをこぞって実施していますよね。しかし、目に見えないモノへの対策は流行が去るとたちまち忘れ去られ、先日までのあのウイルス対策は何だったんだろう、『喉元過ぎれば熱さを忘れる』という緩んだ気持ちになることでしょう。(実際のところ早くそんな日がやって来て欲しいのですが。)
これは学力についても同じことが言えます。
『見える学力・見えない学力』を提唱した岸本裕史先生の教えを継承し、100マス暗算に代表される影山メソッドが巷を賑わしたのは20年ほど前です。しかし今では、「100マス暗算って、何?」と言う小学生がいるのだから、せっかくのメソッドが一流行で終わったのは残念でなりません。
私が岸本先生の本に出会ったのは調度バネを始める25年前。それ以来子ども達の『見えない学力』を養うべく、暗算力、読み書き能力、そして何より学力を下支えする整理整頓や時間管理能力等の生活力養成にバネを通じてアプローチしてきました。ややもすると保護者受けが良い、学校のテストの点数に直結される指導(見える学力)に傾倒しがちになりますが、そこは一教育者であること、バネで出会った子ども達への大人としてすべきことすべし!の信念を持ち、子ども達に「エー、また100マス!」と言われても、「先生、英語教えないのですか?」とお母さんから詰め寄られても、本当に大事な『見えない学力』の養成に努めています。
この信念から始めたのが「パンセ」です。パンセで文章を書くトレーニングを通して、思考力を養い学力向上に貢献していたと自負しております。しかしパンセは数年で閉じました。バネはワンオペ運営ですので、時間的な余裕がなくなった際に、事業として効率の良い「見える学力」指導を選択してしまいました。
パンセを閉じて数年。内情を言うと、実は2019年度からの継続生が減り、新年度生が減少し時間割に余裕ができました。これをチャンスと捉え今こそパンセ再開すべし!なのです。
2020年度開講のパンセは、月2回、月曜に開きます。対象は小学生高学年です。宣伝、広報一切しておりませんので、今のところ生徒0人です。何らかの方法でパンセ開講を周知し最終的には8人程度のクラスを見込んでいます。
ご縁がありましたら。
【 月末配布のバネ通信3月号コラムより】
先月以上に、日々新型肺炎リスクが大きくなってきている今日この頃です。主宰するNPO団体の2/22のイベントを決行するのか中止するのか主催者としての決断が迫られました。中止を決断したのは2/19。イベントの3日前でした。「やらないのですか?」という時流に乗ったかのような判断を冷ややかに見る目もありましたが、少しでも不安があるのならばリスク回避すべしと決断し中止としました。
この出来事は二つの示唆を含みます。
まず一つ目。少しでも不安がある限り、徹底的に対処し、万全の策を練るべし!です。これは受験勉強にも言えます。
「いつもここで点取れないんだよね」とか、「適当に書いたら当たってた。オレってすげー!」なんて箇所があってはだめです。確実にできるまで徹底しないと、本番では得点に結びつきません。だから受験生最後の詰めは不安箇所の徹底学習になります。
今年もそうでした。全教科でそれをやるので,それ相応の時間が必要になりますが,最後の1ヶ月の徹底学習は、これまでの経験上かなりの割合で得点に結びついています。そして神がかり的なのですが,どういうわけが直前学習の箇所からの出題が多いのです。いわゆる『予想が当たった」ってやつです。万全対策だからこそなのでしょう。
二つ目は,目に見えないもの(この場合ウイルス)を注視すべし、です。どこに存在するのかわからない肉眼で捉えられないウイルスへの対処として,マスク・手洗い・うがいをこぞって実施していますよね。しかし、目に見えないモノへの対策は流行が去るとたちまち忘れ去られ、先日までのあのウイルス対策は何だったんだろう、『喉元過ぎれば熱さを忘れる』という緩んだ気持ちになることでしょう。(実際のところ早くそんな日がやって来て欲しいのですが。)
これは学力についても同じことが言えます。
『見える学力・見えない学力』を提唱した岸本裕史先生の教えを継承し、100マス暗算に代表される影山メソッドが巷を賑わしたのは20年ほど前です。しかし今では、「100マス暗算って、何?」と言う小学生がいるのだから、せっかくのメソッドが一流行で終わったのは残念でなりません。
私が岸本先生の本に出会ったのは調度バネを始める25年前。それ以来子ども達の『見えない学力』を養うべく、暗算力、読み書き能力、そして何より学力を下支えする整理整頓や時間管理能力等の生活力養成にバネを通じてアプローチしてきました。ややもすると保護者受けが良い、学校のテストの点数に直結される指導(見える学力)に傾倒しがちになりますが、そこは一教育者であること、バネで出会った子ども達への大人としてすべきことすべし!の信念を持ち、子ども達に「エー、また100マス!」と言われても、「先生、英語教えないのですか?」とお母さんから詰め寄られても、本当に大事な『見えない学力』の養成に努めています。
この信念から始めたのが「パンセ」です。パンセで文章を書くトレーニングを通して、思考力を養い学力向上に貢献していたと自負しております。しかしパンセは数年で閉じました。バネはワンオペ運営ですので、時間的な余裕がなくなった際に、事業として効率の良い「見える学力」指導を選択してしまいました。
パンセを閉じて数年。内情を言うと、実は2019年度からの継続生が減り、新年度生が減少し時間割に余裕ができました。これをチャンスと捉え今こそパンセ再開すべし!なのです。
2020年度開講のパンセは、月2回、月曜に開きます。対象は小学生高学年です。宣伝、広報一切しておりませんので、今のところ生徒0人です。何らかの方法でパンセ開講を周知し最終的には8人程度のクラスを見込んでいます。
ご縁がありましたら。