バネの風

千葉県野田市の「学習教室BANETバネ」の授業内容や、川上犬、ギャラリー輝の事、おもしろい日常を綴ります。

和犬って

2011-04-05 09:39:13 | 川上犬
 屋根の上の漂流犬、無事飼い主に戻って良かったですね。
 2歳のメス、バン。おっと、あの子はバンちゃんでしたか。
 強運の犬の名としてバンは犬の命名トップ10入りするかも?
 ちなみにウチのバンは「万」と書きます。漢字は全てを意味し、音はフランス語で風。
 あの漂流犬のバンちゃんが飼い主に会えて喜んでいるシーンを見て多くの人はほっとしたけど、さてうちのバンならどうなったかとちょっと心配。
 そもそも超びびりやのうちのバンが、仮にたくましく屋根の上で生き続けたられたとしても、救助のヘリが近づいたらどんな反応しただろう。自分を助けに来てくれたと理解して、素直に抱きかかえられただろうか。更に仮に救助隊員に無事抱っこされたとしても、もう一つ懸念されるのは、飼い主と出会った時、テレビカメラが期待するような態度をとっただろうか。
 いつでもそう。来訪者に「大好きー」て飛びついてヒャンヒャン喜ぶ姿はいつも長く続かない。すぐに横を向いたり、呼んでも振り向かないでお客さんを白けさせるシーン何度も見て来た。和犬はクールなんです。感情を出し切らないんです。あのテレビのバンちゃんもそんなシーン、ちらっとあったね。でも、飼い主に抱っこされているあの背中、あのうなじ。「安心」を全身に表していましたね。
 週末家を空け帰宅。いつもなら門の前で足踏みして迎えてくれるのに、バンが門まで出てこない。庭にいない。脱走?庭の奥に捜しに行くと、玄関内にいたバンが、「ワーイ」って飛び出して来た。このときの声、顔面、体の動き。しばらくまとわりついて抱擁。これはテレビ映りよかったぞ、たぶん。

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