バネの風

千葉県野田市の「学習教室BANETバネ」の授業内容や、川上犬、ギャラリー輝の事、おもしろい日常を綴ります。

指導者の鏡

2008-06-09 06:47:01 | Badminton
6/7のサタデークラブ
 ラケットにシャトルを当てることがいかに難しいか。それはそうです。手から遠く離れている面を操り、しかも体の力を面に伝えないといけないのですから。ジュニアの練習していると、こんな当たり前の大変さを忘れてしまいます。でも初心者が集まるサタクラは、指導の基本を思いおこさせてくれることがあります。
 数回目であるのに全く面にシャトルが当たらないという子が、サタクラの後も残りジュニアの練習に参加しました。
 様子を見ると、その子はラケットを持ちながらも手で打とうとしていました。ラケットが体の一部になっていないのです。そこで面を手の平だと思い、指先でシャトルを触るつもりで当ててみようと説明すると、当たりました。握りだとか、フォーム、きりねじりなどうんぬんより、まずは当てること。打ち続けること。これを優先しました。
 最初は膝下から、そして腰のあたりのシャトルを打てるようになったところで、お手伝いのお母さんにバトンタッチしました。ここからがすごいです。打つ方も、投げる方も。どちらも根気よく1時間以上続け、最後には頭の上のシャトルを捉えられるようになっていました。
 コツコツ続けられる子。それに寄り添える大人。指導の基本です。

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4 コメント

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Unknown (PG-Nori)
2008-06-09 17:27:56
そうなんですヨ!
顔を真っ赤にして、無言でコツコツ頑張るんです!その顔見ていたら打てないままでかえせないですよねぇ!ジュニアと長い間(?)付き合っているうちに、そういう気持ちが持てるようになっているんだなぁと思いました。
(ちなみに指導したのは、私ではありませんが・・・)
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Unknown (頑張run婆)
2008-06-09 23:38:39
サタクラ出身の我が子も、監督・コーチ・そして沢山の保護者の方々にお世話になりました。お蔭様で、今では、先生と間違われる程、貫禄のある高校生です。
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Unknown (バネの先生)
2008-06-10 08:21:09
 そうそう、サタクラ初登場の翌週、土曜の午前にジュニア数名の特訓していると、ひょっこり現れました。あのニコニコというよりニヤニヤ顔で。「今日サタクラじゃないよ」と言っても帰る様子はなく、そのまま一緒に練習に加わり、さらに午後のジュニア練習にも勢いで参加し、川間ジュニア部員となりましたねー。初日から先生の物まねして笑わせてくれたっけ。今では物まねされる立場ですかね。
 いつもみんなの分用意してくれる、お母さんの手作りおやつもおいしかったー。
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Unknown (頑張run婆)
2008-06-11 13:23:56
ジュニアの監督・コーチ・お母さん達に、褒められ煽てられ、時にはちゃんと叱って頂き、続けてこられました。本当にありがとうございます。
子供の頃は、やりたいと思っても近くに無いと
なかなか出来ません。野田に住んで、バドミントンに出会えて本当に良かったです。
サタクラでバドミントンに出会った子供達が、楽しんで続けてくれると嬉しいですネ!
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