だから僕はひとりで旅に出る

人間は汚い。人間は醜い。人間が怖い。だから僕はいい人に会いたくて旅に出る。オープンウォータースイマーの練習と大会の記録

須崎オープンウォーター5kmスタート

2015年10月20日 07時24分51秒 | すさきオープンウォータースイム
広背筋にダメージはあるが特に問題なし。渋川の時とは違う。

ハマダさん、masapon君の隣でスタンバイ。急激に喉が渇いてきた。水分補給が足りなかったか?お茶を1杯貰って再びスタンバイ。

スタートは上出来だった。しかしみんな速い。痛っ!久しぶりに顔面に肘をくらったぁ。
第一ブイまで来ても集団はばらけない。前に10人以上いる。しかし慌てる必要はない。前半はゆっくり。

どうやら早くも先頭集団は遥か先。さすがジャパンオープンに参加したたくさんの選手が出場しているだけはある。

そして落ちてくる選手も少ない。周りの選手が強いのか、それとも俺のペースが遅すぎるのか?

落ち着いて両隣の選手の泳ぎを観てみるとわちゃわちゃの泳ぎだ。やはり俺が遅いのか?

1周終わって8位くらいか。1400mくらいで急に楽になった。ようやく身体が回復したようだ。少しずつ上がっていく。それでもまだまだ。ラスト1周まで我慢。

2周は5kmの2分後にスタートした3kmの選手達、5kmの周回遅れの選手達が多く前の選手の確認が難しくなってきた。しかし前の選手は確実に近づいて来ている。

3周目もまだまだ余力は十分。ラストで追いつける!後ろの選手ももう見えない。

3周目の第一ブイを越えた辺りでいきなり来た?! な・なんだ? か・身体が・・・。
これは湘南OWSの8km地点と同じ現象。体内のグリコーゲンが尽きた・・・。
ナゼだ? 今日はたった5kmなのに・・・。

それからは与論島の1.5kmと同じ、広背筋・三頭筋の痛みに耐えてひたすら泳ぐ。ペースは100m1分30秒以上かかっているだろう。周回遅れの選手達がなかなか追い抜けない・・・。
ぐぐっ、体が動かない。

やっぱり1kmとダブルエントリーがダメだったのか? 2周目で押さえたつもりがうっかりハイペースだったのか? サプリ摂取のタイミングが悪かったのか? 色々な後悔に頭を支配される。

「こうすれば良かった」「こうすれば勝てた」そんなことを考えたくないから出来る限りの準備をしてきた。ウェットを着たほうが速いなら迷わず着る。例え家から近い会場でも前泊する。
それでもこの症状は防げない。どうして起こるのかもわからない。全く平気な時もあるのに・・・。基礎能力の限界なのか?

ようやく4周目に入ったがとうとう後続の選手に追いつかれた。付いて行きたいが全くスピードが違う。
また抜かれた。
ついさっき追い抜いただろう選手達がとんでもないスピードで泳いでいるように感じる。

ラストの直線! ようやくここまで来た。
心肺機能は完全に落ち着いたが腕も肩も全く力が入らない。
また抜かれる・・・。

いつも練習中にイメージする「ラストで差される恐怖」が現実になっている・・・。
そしてそんなときに全く力を放出できないという恐怖。
ぐぅ~。
ラストスパートする力は全く残っていない。ゴールゲート近くでも抜かれる。

ようやくゴールに辿り着いた・・・。


ゴール後すぐに完泳証を受け取る。総合10位・・・。
今シーズン最後のレースは、せとうちOWSに続き今期ワーストだった。いや、泳ぎに関しては与論RWSに匹敵する最悪レベルだった・・・。残念だ。









須崎オープンウォーター1kmスタート

2015年10月19日 22時50分14秒 | すさきオープンウォータースイム
入水チェックしてから桟橋に並んでスタンバイ。高校生というか中学生というか子供が多いな。

921の人と目があった。昨年優勝者は922のはず。しかしこの人は強そうだ。

フォーンで一斉に飛び込む。スタートは悪くないがみんな競泳選手、リードなどない。

おぉっ、予想通り速い。泡だらけで何も見えない。100mほどでようやく回りが見え始めたが15位くらいか?

第一ブイをまわってもまだ前に8人はいる。やはりレベル高い!

しかし350m程で回りはどんどん落ちていき5位6位くらいか?

どうやら一人とんでもなく速い人がいるようだ。たぶん昨日の練習の時にあった日本食研トライアスロンチームの方だろう。泳ぎは観なかったがタダモノじゃない雰囲気だった。
すでに30m先で単独1位だ。

お? 921の人の人がいる。やはり強い人だったか。

第二2ブイをまわり4位になった。おぉっ?これは入賞が狙えそうだ。もうちょっとペースを上げるか?

いやどうやら左の選手は女性だ!! ということは今3位!もう無理する必要はない。

ゴールゲートが近くなり、余力は十分残っている。ここから全開で泳げば女子1位と男子2位は何とかなりそうだがそのままゴール。今日は決して無理はしない。

男子総合3位でゴール。体力も温存! 理想的な状況だ。

シャワーで921の方とお話しした。どうやら今年のせとうちOWSに出場されていた方らしい。ということは2kmの1位の方かな?そりゃ強いはずだ。




須崎OWS 当日

2015年10月19日 22時33分13秒 | すさきオープンウォータースイム
6時に自然に目が覚めた。目覚めも良い。
寒い。山の中だからか?

7時朝食。朝食もしっかりつくられている。夕食もそうだが米が美味い。

食後再び温泉へ。あれ?ガチャピン師匠はもう出発ですか?早いですねぇ。

7:50女将さんに見送られチェックアウト。

会場までは順調に到着。選手用駐車場は少し離れているが大した距離ではない。

ヤマノさん、ハラダさん、masapon君と再会。ヤマノさんの隣でペースをセッティング。
そして関東からはアラレさん、井川さん。そして新島でお会いした原田さんのお友達ともお会いできた。

「今回はブログ見てます」より「新島で・・・」や「いごっそうで・・・」という方々にお声をかけて頂いた。

コナミで体験入会した時にお会いした人たちにも再会。大西さんは棄権だった。

水着でアップした。調子は良くなっている。水温は24℃で心地よい

1kmは10時スタート。5kmは11時スタート。間は45分程度しかない。
1km全力で行くと5kmはまともには泳げない。
狙うのは温存したまま総合8位入賞か年齢別1位入賞。
総合は現役選手の多さを見ると難しい。スタートで様子を見ながら泳ごう。




須崎OWS 前日

2015年10月19日 21時35分20秒 | すさきオープンウォータースイム
須崎は近いので10:30にゆっくりと出発。

南国で昼食を摂り出発。土佐ICで降りるつもりがなぜか伊野ICで降りてしまい無駄な道のりを経て13:40に会場に到着。


天気は最高。

公式練習ということですでに多くの選手が着替えている。現役学生選手が多い!

水質は非常に良くないが水温はちょうど良い。

桟橋から飛び込む初めてのスタートだ。飛び込んで泳ぎ始めたがやっぱりだる~い・・・。

150m先の第一ブイまで泳いだだけで十分付かれた。第二ブイまでは泳げないので方向だけ確認。

スタート地点まで帰る途中、急に楽になった。おぉっ!これはイケるか。

痛っ! クラゲにやられた! 400m程度泳いでゴールゲートのタッチ板の確認。

もう1周泳いだがまたクラゲが・・・。この糸がまとわりつくような刺激は間違いなくクラゲ。

今更ながらクラゲ除けを塗ってもう一度だけ泳いで終了。

今日の宿は「龍馬パスポート」の関係上、会場から20km離れた「山里温泉」にした。「人生の楽園」というTV番組で取り上げられた宿だが、口コミがよろしくない・・・。不安を抱え山道をひたすら走り到着。名前通り山里だ。こりゃ明日は早めに出発しなくては・・・。

駐車場には車が2台だけ・・・。大丈夫か・・・。

んっ? 先客の女性が手を振っている? 

あっ! ガチャピン師匠だっ!! なんという偶然! まさかこんな山奥でお会いするとは。

完全手作りのお風呂へ。歩いて2分ほどの河原にある。


源泉掛け流しの手作り感満載!癒される。

夕食も良かった。
夜もお風呂へ。完全に暗闇だ! 自分の手のひらさえ見えない完全な闇。

おぉっ?天の川が見える!2年前の屋久島以来だ。素晴らしいっ!

はだか電球1つのお風呂も良いものだなぁ。

レースの前というより完全に観光になった。しかし体調は完全に回復。
2階の物音が半端なく響く。走っているのか跳んでいるのか・・・。しかし10時前にすーと眠れた。





2日前 普通に戻った・・・

2015年10月16日 19時34分30秒 | 今日の練習
プール指導の前に

今日も混んでいてまともに練習はできない。50mや100mをちょこちょこ泳ぐが調子は悪い。この程度の負荷でこの苦しさは・・・。

適当に1000m程度

指導終了後に 

S  100m×4 1分30秒サークル リミット15

Down 50m×2         1500m

たった4本のリミット15でイッパイイッパイだった。先週の状態に、普通に当たり前のように戻った。どういう状況なのかまだわからないがこれもレース前調整技術向上のデータになるだろう。

スタートリストが発表されていたので調べてみ・・・、んっ!? なんだ?現役選手が異常に多い! 俺より遥か上の人たちがメチャメチャいる! もう全員は調べずに終了。



1kmも5kmも総合はもちろん入賞なしの可能性が高い・・・。年代別は1位だけだがこれならなんとか・・・というレベルだ。そうわかると急に緊張が解けた。
今年最後のレースは楽しんで泳ごう。1kmからしっかり泳いで5kmフラフラのパターンを楽しむ。 

・・・しかないなぁ・・・。