ゴールデンウィークも終わり、通常の仕事に戻っていますが、順次、気になったことや、修理例を載せていきます。
最近2台ほど同じタイヤを装着した車両が入り、車検時に試乗してみたのですが、ハンドリングにかなり癖が出て、ハンドルの振れが出やすいタイヤがありました。

ブリジストンのBT-45Vで、サイズや、荷重設定はクリアしているのですが、実際に走行してみると、ハンドリングに影響が出て、振れも出やすかったです。これは、タイヤ自体の剛性が低いことにより、タイヤの変形や接地面の増大が考えられます。お客さんの1人は、グリップ重視で交換したので、振れ対策については、空気圧を高めに設定しいるようです。もう一人の方は、中古で買った時にすでに着いていたので、そういう(ハンドル振れ)ものかと思っていたらしいのですが、今度、タイヤを交換してみるそうです。
2年前に販売した車両ですが、リアタイヤを回転させるとワッシャーのような金属音がするので、バラしてみると、鋳物の破片が出てきました。製造段階で入ったものらしいので、クレームにしました。


写真は、スクーターのキャリパーですが、ピストンを抜いて、シール周りを掃除しました。長期間、フルードを入れっぱなしにして置くと水分を吸収し、フルードよりも重いので、キャリパーに降りていき、内部を腐食させます。定期的なフルード交換をお勧めします。

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