現在、旧型のクラッチレリーズを交換していたので、一応、新型の部品と比べてみました。
部品構成は、大体同じなのですが、構造上、部品が増えたり、減ったりしています。
ロッド自体は、構造が大体同じなので、寸法も同じぐらいですが、長さが違います。
クラッチレリーズ自体は、ほぼ同じ大きさですが、ピストン径が小さくなっています。
ロッドのオイルシールですが、旧型の品番が、SD0-8.8-22-6で新型が、SD7-8.7-22-6になり、構造が少し違い、裏側のリップ部分にスプリングが入っています。新型の方がリップ部分からのオイル漏れが少ないと思います。
互換性の件ですが、旧型のクランクケースに当てて見たのですが、取り付けピッチとピストンセンターが同じようなので、取り付けには問題が無いようです。旧型では延長されていたホースの取り出しも、新型は、一体で延長されており、少し位置が斜め前方になりますが、干渉はしませんでした。ただ、ロッドが違うので、動くようにするには、多少、加工が必要です。オイルシールは、外径と厚みは同じ(品番の22が外径、6が厚み)なので、装着は出来ますが、内径が、8.8と8.7で0.1mm違う為、少しきついと思います。ただ、使用して問題が無ければ、リップにスプリングがあるので、旧型よりオイルが漏れる確率は、減ると思います。
レリーズのピストンストロークが大体同じであれば、流用できる可能性があります。ただ、加工してまで、流用する必要があるかは、現時点で不明です。
クラッチマスターとセットで交換になりますが、両方とも、ピストン径を小さく出来るので、抵抗が減り、作動が軽くなるかもしれません。
昨日の、プロトタイプアクスルシャフトは、モニターの方が決定しました。多数のお問い合わせありがとうございました。
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