以前、1台分の部品から手で組み立てたVmaxです。エンジンもクランクシャフトが展示してありました。現在は、昔から知っているオーナーの元で、元気に走っています。

今回は、修理ではなく、イグナイターを国内仕様最終型に変更し、リミッター対策のため、スピードメーターも国内仕様に交換、及び文字盤加工を行ないました。


これまでも、様々な作業を行い、個人所有車(デモ車)とほぼ同じ仕様になっており、さらにリアサスは、オーリンズ、ホイールは、絶版PVMマグホイール(クラシックタイプ)で軽量で、マフラー加工済みです。

キャブレターは基本純正ですが、仕様にあわせて変更しています。個人車は、マフラー加工を行なった上で、消音パイプを入れたまま走行しています。当然、抜いた方が高回転域及びアクセルレスポンスも上がりますが、あえて封印というか、音量のこともあり、押さえ気味にしていました。
今回の仕様は、フルパワーカナダ仕様ベースで、ファイナル(ギアケース)は、逆車用、イグナイター及びメーターは、国内仕様用、足回りはオーリンズ及びセッティング、各部補強、軽量ホイールの為、加速は、個人車よりも速く、エンジンがノーマルと考えると、かなり速い部類になると思います。1300ボアアップ仕様(トルクアップ)とは違い、回転の上昇スピードの速さで加速していく感じです。ちなみにVブースト機能は残して、電気的に、切り替えています。個人車と同じように4パターン可能です。
今回は、ちょっとやりすぎたような気がします。加速は楽しいですが、自制心が無いと危険です。