輸入品の入荷が遅れていることが多く、オーリンズリアサスが入荷待ちになっております。足回りを交換する際に、一部部品が足りないとバランスが悪いです。早く、世界の物流が元に戻ってほしいと思います。
フロントフォークオイル漏れ修理と部品交換でお預かりです。フロントフォークオイル漏れ修理で、特に傷や錆も無く、オイルシール交換後、約1年ほどで、オイル漏れが再発することがあり、今回も同様で、原因とするとインナーチューブの可動部が摩耗で細くなり、シール類の当たりが緩くなっており、ゴム類の劣化が進むとさらにシールが緩くなり、オイル漏れが発生する場合があるようです。(過去数件同様のケース有)今回は、インナーチューブ交換に合わせて、オイル通路の加工を行い、ダンピング変更とスプリング変更(オーリンズ)とイニシャルアジャスターを装着しました。トップにカラーが入っていますが、今回は、少しカットし、イニシャルを抜けるようにもしています。
最終チェックと試乗です。お預かりで作業していましたが、作業箇所がたくさんあり、途中の写真は撮影していなかったことと、納車時に交換部品で必要なものをお渡ししたこともあり、外した部品の写真もありません。一応、今回の作業内容を列記しておきます。フロントフォークダンピング加工(インナーチューブ交換、オーリンズスプリング、イニシャルアジャスター、カラーカット)、フロントブレーキマスター交換(ラジアルタイプ)、ブレーキホース交換、ブレンボキャリパー交換、サンスターブレーキディスク交換、EXACTホイール交換(前18インチ後17インチ)、クロモリ製アクスルシャフト交換(前後)、クラッチマスター交換(デイトナ)、クラッチホース交換、リアブレーキディスク交換、ブレンボキャリパー&サポート交換、トルクロッド交換といったところです。リアサスは、オーリンズを注文されているので、入荷次第交換です。無事納車になりました。
2022.05.15 作業担当 ヤダ(矢田)