メールや電話といったスマートフォンが装備している機能の一部を持っている腕時計型の端末のことです。
最近、注目を集めているのが、アップルが2015年4月24日に日本で販売開始した「アップルウォッチ」です。
側面のつまみで画面を操作できたり、iPhoneと連携できるアプリも多いようです。
他にも、我が国で販売されているものとして、サムスンが2014年10月に発売した「ギア S」やソニーが2014年11月に発売した「スマートウォッチ3」などが知られています。ギア Sは、約2インチの画面でスマホとの連携なしに通話やメールができます。一方、ソニーのスマートウォッチ3は、話しかけによる操作が可能であったり、GPS機能の搭載によりジョギングでの距離計測も可能です。
スマートウォッチの課題は、電池の持ちが短いことや利用可能なアプリが限られている(※)ことです。前者については、アップルウォッチで18時間、ギア Sが2~3日、スマートウォッチ3が2日などとなっています。
今後の需要がどの程度、伸びるか、注目されます。
※ 2015年4月24日時点でアップルウォッチ向けのアプリの本数は100前後のようです。これに対し、スマホのiPhone向けは2014年9月時点で130万本となっています。