気になるキーワードや製品のコレクション(IT編)

メルマガ、新聞、雑誌などに登場する(増田悦夫の)気になるキーワード、製品を取り上げ、ITの進展をフォローします。

“エネルギーハーベスト”とは

2016-01-03 23:20:24 | IoT・デバイス・プラットフォーム・変革

「エネルギーハーベスティング」、「エナジーハーベスト」、「エナジーハーベスティング」などとも呼ばれます。日本語では、「環境発電」とも呼ばれるようです。

私たちの身の周りに存在している微小自然エネルギー源、例えば、洗濯機の振動、車排気の熱、室内の照明光、水道の液流、テレビ放送の電磁波などを拾い集めて、電気エネルギー(電力)に変換して、低消費電力の電子デバイスの電源として利用する技術です。

エネルギーハーバスト技術は、実際、次の3つの要素から構成されます。

(1)発電技術:自然界の微小エネルギーを電力へ変換する技術。発電デバイス。

(2)パワーマネジメント技術:微小電力の蓄積技術(蓄電デバイス)+安定的な電力供給技術

(3)低消費電力技術:低消費電力無線通信回路+低消費電力マイクロプロセッサ+低消費電力センシング回路(センサー)+低消費電力システム実装技術

最近、注目されているBLE(Bluetooth Low Energy)の無線センサーデバイスは、平均の消費電力が1mW以下に抑えられる可能性があり、エネルギーハーベストの微小電力での動作が十分可能なようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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