街中に存在し、かつ広告枠としては売られていないスペースに掲載される広告のことです。
例えば、商店や飲食店の壁や個人宅のフェンスや塀などに掲載されるものです。それまで、掲載されたことのないような場所に、突如、広告が登場することによって、認識率が増す効果も期待できるようです。
有名なアンビエント広告として、西友がオープンした場所の近く、スバルのショールームの壁面に「スバルは、走りがちがう 西友は、安さがちがう」とか、ベーカリーショップの壁面に「西友のある生活が始まるかと思うと、夢もパンも、ふくらむよね」などといったものが知られています。
スマホのカメラで撮影してSNSへ投稿されたりすると、特定なエリアに展開している広告ながら広く拡散する場合もあるようです。
広告のサイズが掲示場所に依存するため、汎用性が低く広告の制作時間や掲載場所の交渉などに時間がかかるようです。
従来のような決まった広告枠に広告を収めるといった制約がないため、広告掲載に対する新たな発想力が求められるようです。