気になるキーワードや製品のコレクション(IT編)

メルマガ、新聞、雑誌などに登場する(増田悦夫の)気になるキーワード、製品を取り上げ、ITの進展をフォローします。

"クラウド管理型無線LAN"とは

2016-11-02 23:18:49 | モバイル・ワイヤレス通信技術/サービス

無線LANのAP(アクセスポイント)を制御するコントローラを自分のところで購入し運用するのではなく、クラウドのSaaSとして提供される機能を利用するタイプの無線LANのことです。

従来のコントローラ型無線LANに比較し、以下のようなメリットがあるようです。

(1)単体のコントローラを購入し、設置・運用する必要がない。

(2)LANやWANの複雑な設計や設定が不要であり、APをインターネットに接続されたネットワークにつなぐだけですぐに利用できる。

(3)故障や不具合が発生した場合のAP取り換え時において前の設定が新しいAPへ自動的に反映されるなど対応が楽である。

クラウド型無線LANが登場してきた背景としては、従来、APの価格を抑えるためにコントローラ側に配備させていた機能を、最近ではAP側へ安価に配備できるようになった点があるようです。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする