狩猟社会(人類誕生~)、農耕社会(紀元前1万3000年~)、工業社会(18世紀末~)、情報社会(20世紀後半~)に続く第5番目に位置付けるられる社会(21世紀初頭~)ということでこのように呼ばれています。
これから目指す社会のことであり、ひと言で××社会と内容を反映する言葉で表現しにくいことから、内容を直接表現せずに「5番目に来る社会」という表現がされたのではないかと思われます。
「第5期科学技術基本計画※1」(注:平成28年1月22日閣議決定)によると、Society 5.0には、狩猟社会、農耕社会、工業社会、情報社会に続くような新たな社会を生み出す変革を、科学技術イノベーションが先導していくという意味が込められているようです。
この先導を通して、実現される社会が「超スマート社会」とされ、『必要なもの・サービスを、必要な人に、必要な時に、必要なだけ提供し、社会の様々なニーズにきめ細かに対応でき、あらゆる人が質の高いサービスを受けられ、年齢、性別、地域、言語といった様々な違いを乗り越え、活き活きと快適に暮らすことのできる社会』と説明されています。
※1 pdf資料のサイトは、http://www8.cao.go.jp/cstp/kihonkeikaku/5honbun.pdfです。
society5.0の実現に向けた改革の在り方については、「未来投資戦略2017※2」(注:2017.6.9の第 10 回未来投資会議にて決定)にまとめられています。
※2 このpdf資料のサイトはhttp://www.kantei.go.jp/jp/singi/keizaisaisei/pdf/miraitousi2017_t.pdfです。