society5.0(※1)の推進によって実現を目指している社会のことで、実体は別として、ざっくりとは「産業、暮らし、生き方が変わり、あらゆる人が活き活きと快適に暮らすことのできる社会」あるいは「ICTを最大限に活用しサイバー空間とフィジカル空間(現実世界)とを融合させた取り組みにより人々に豊かさをもたらす社会」といった表現がされています。
※1 関連ブログ("Society 5.0"とは、2017.9.15)のサイトは、https://blog.goo.ne.jp/blspruce/e/ffd563989d0b09f132f9d36c089ab919です。
第4次産業革命が起こりつつある現状において、官民が一致団結して取り組んでいくべき方向性、社会の未来姿を表現したものと考えられます。
2016年1月に閣議決定された第5期科学技術基本計画(※2)の第2章には、超スマート社会の姿として、以下のような記載があります。
『必要なもの・サービスを、必要な人に、必要な時に、必要なだけ提供し、社会の様々なニーズにきめ細かに対応でき、あらゆる人が質の高いサービスを受けられ、年齢、性別、地域、言語といった様々な違いを乗り越え、活き活きと快適に暮らすことのできる社会』
※2 pdf資料のサイトは、http://www8.cao.go.jp/cstp/kihonkeikaku/5honbun.pdfです。
いわゆるモノを対象とするビジネスの世界におけるロジスティクスの考え方を、サービスも含め社会へ拡大した表現と考えられます。ソーシャルロジスティクスの究極版といったところかと思います。