コンビニがネット経由で注文を受付け店舗から宅配するサービスです。
2000年代にスーパーマーケットがネット経由で注文を受付け店舗や配送センターから宅配する”ネットスーパー”と呼ばれるサービスが登場しましたが、ネットスーパーのコンビニ版と言えます。
コンビニの市場は大手7社の店舗数が2019年末にピークアウトし成熟期に入っていることや新型コロナの影響で宅配需要が高まっていることなどから、コンビニ各社が配送企業をパートナーとして宅配分野へ参入しつつあります。
セブン-イレブンはGENie(ジーニー)を配送パートナーとして2017年10月から試験導入を始め(注1)、2020年11月現在、3都道県で300店舗でネットコンビニサービスを展開しているようです。また、ローソンでは2019年8月にウーバーイーツと提携し(注2)、2020年11月現在で22都道府県1161店舗でネットコンビニサービス展開しているとのことです。さらに、ファミリーマートも、スタートアップ企業の“menu(東京新宿)”と組んで2020年11月に都内10店舗でネットコンビニサービスを開始したようです(注3)。
ネットコンビニは、市場が成熟状態にある中で新たな成長要因となり得るか注目されます。
(注1)関連サイトは、https://blog.goo.ne.jp/blspruce/e/f2dbafc235d4d7b297208e1c5d73e70aです。
(注2)ニュースリリース(2020.8.27)のサイトは、https://www.lawson.co.jp/company/news/detail/1382265_2504.htmlです。
(注3)ニュースリリース(2020.10.30)のサイトは、https://www.family.co.jp/company/news_releases/2020/20201030_02.htmlです。