直訳すると、”Unconscious (無意識の)”、”Bias(バイアス、先入観、偏見、思い込み)”です。即ち、過去の経験や知識、価値観、信念に基づき、物事の認知や判断を、人の属性などから無意識に行い、何気ない発言や行動をする様(さま)を指しているようで、だれにでも存在しているようです。
例えば、性別、世代、学歴、血液型などで相手を見てしまう、任せる仕事や役割を決めてしまう、などです。多くの事例が存在する(している)ようです。
アンコンシャス・バイアスによる行動は、それによって相手を知らず知らずのうちに傷つけたり、自分自身の可能性を狭めたり、することにつながりかねないため、その存在を理解し、そうならないようにする心掛けが必要のようです。研修機関もあるようです(※)。
※ 例えば、https://www.qualia.vc/unconscious-bias/about/(株式会社クオリア、2006年10月24日設立)を参照。また、研修の動画のサイトとして、例えば、https://www.youtube.com/watch?v=vrakdbhOe1I&t=2497sがあります。
”SDGs”、”ダイバーシティー(Diversity)”、”インクルーシブ(Inclusive)”などと言った言葉とともに、最近、注目されつつある言葉のようです。なお、”アンコンシャス・バイアス”を含む、日経新聞各紙の記事件数の推移は、下図のようになっています。