ヤマト運輸が2022年8月10日からラストワンマイルの配送用に小型EV(電気自動車)トラックを導入していく、ということです。
2019年にドイツ製の小型EVトラックを導入しています(※1)が、今回は国産のトラックを導入するとのことです。
※1 関連のニュースリリース(2019.11.19)のサイトは、https://yamato-hd.co.jp/news/2019/news_191119.htmlです。
「日野デュトロZEV(※2)」と呼ばれる小型EVトラックを、2022年度に500台導入予定とのことです。首都圏を中心に順次導入していくようです。
※2 関連ブログ(“日野デュトロ Z EV(日野自動車)”とは、2022.7.1)のサイトはhttps://blog.goo.ne.jp/blspruce/e/7c37ada419f46a6b7764f7e05ea07e99です。
ヤマト運輸は、2021年11月より、東京都日野市と埼玉県狭山市において半年間ほど、このトラックを用いた実証実験を行ったようです。このEVトラックは5時間の通常充電で100km以上の航続距離があるようですが、実験では途中で充電することもなく30~40km走行し、通常業務と同様1日100件以上を配達できたことから実用に供し得ると判断したようです。
ヤマト運輸を傘下に置くヤマトホールディングスは、地球温暖化ガスの排出量を2050年までに実質0化を目標としているようで、その関連で2030年までに導入するEVの配送車を2万台にする計画とのことです。
ニュースリリース(2022.7.29)のサイトは、https://www.yamato-hd.co.jp/news/2022/newsrelease_20220729_1.htmlです。