気になるキーワードや製品のコレクション(IT編)

メルマガ、新聞、雑誌などに登場する(増田悦夫の)気になるキーワード、製品を取り上げ、ITの進展をフォローします。

“α57(ソニー)”とは

2012-04-03 23:44:07 | PC・カメラ・他デジタル機器

ソニーが2012年4月13日に発売予定のレンズ交換式のデジタル一眼カメラです。有効画素数は約1610万です。

「オートフォーカスを効かせた秒間最高約12コマの高速連写や60pフルHD動画撮影が可能」といったフレーズが付けられています。

例えば、自動ピント合わせに設定して、840万画素で撮影した場合に、1秒間に12コマ程度の連写が可能(注:従来機よりも2コマ増加)とのことです。

また、AVCHDVer2.0準拠のフルハイビジョン(1920×1080/60p、60i、24p)動画撮影でも高速AFを効かせた撮影が可能とのことです。

さらに、“全画素超解像”技術(即ち、写真を構成している全ての画素を解析し、写真の解像度を向上させるソニー独自の技術)により、有効約1610万画素の最大画素数のまま、最大2倍相当のズームが可能とのことです。

本体のサイズは約132.1(幅)×97.5(高さ)×80.7(奥行き)mm、重さは約618g(バッテリーと“メモリースティックPROデュオ”を含んだ場合)あるいは約539g(本体のみの場合)となっています。

オープン価格ですが、店頭では8万5000円前後(税込み)と想定されています。

プレスリリース(2012.3.21)のサイトは、http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/201203/12-0321/です。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

“海底約150箇所に設置される津波計(防災科研)”とは

2012-04-01 23:30:18 | Weblog
津波計には、超音波を海水面に向けて発射し海水面での反射により戻ってくるまでの時間から潮位を求めるもの、圧力センサーにより水圧を測りその上にある海水の高さを求めるものなどが知られています。

防災科研(防災科学技術研究所、茨城県つくば市)では、2014年度完成を目指して北海道沖から関東沖の海底154箇所に地震計とセットにして津波計(水圧の変化を検知する方式のもの)を設置する計画のようです。具体的には、5つに分けられたブロックのそれぞれにおいて約30km間隔ずつ25地点に設置されるとともに、北海道根室沖から千葉県房総沖にかけて約50km間隔に設置されるようです。

この計画が実施されると、沖合の地震については重要よりも最大20~30秒早く、また津波については最大20分程度早くその発生を検知できるとのことです。

観測データは光ファイバの海底ケーブルにより地上へ送られるようになっています。気象庁の津波警報や津波注意報にも役立てる計画のようです。

プレス発表資料(2012.3.29)は、http://www.bosai.go.jp/press/2011/pdf/20120329_01.pdfです。




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする