毎日がちょっとぼうけん

日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

「ムカつく」も覚える優等生たち  2012年3月29日(木) No.320  

2012-03-29 19:12:14 | 中国事情
財大日本語学科の学生の多くは「ムカつく」「チクショー」を知っている。
なぜか。
私が言うからである。

どんなとき使うかというと、
例えば来週の4月2,3,4日(月、火、水)は清明節で休みになる。
それに関してつい最近、
2日(月)が休講になるので、その代わりに3月31日(土)が代講日になると知ったその時、
私の口は勝手に
「ナンヤテ、ムカつくわ。ホンマに」と発するである。
その場に学生がいたからといって制御するものではない。

もともと私は
(「ムカつく」という言葉は、とても便利で言い易いなあ)
と思っている人間なのである。
小学校の同僚たちは、ほぼ全員が、
「子どもが『ムカつく』と使っているのを聞いたらムカつくわ。」
という意見だったと記憶している。
それを聞く度に
(なんで「ムカつく」はみんなに嫌われるのだろう?
『ムカムカする』をちょっと強力に言っただけではないのか)
と疑念を抱いたものだが、敢えて異論を唱えず、したり顔で頷いたりさえしたものだ。

そのまま、公的な場では極力使用を控えてきたのだが、
やっぱり、そんなに酷い言葉とは思えない。
気分が悪くなり、吐き気を催すことを
「(胸が)ムカつく」と言うよね。
吐き気を催すほど気分が悪い(=腹立たしい)ときにも
「ムカつく」はイメージがピッタリ重なって、とても使い易いのでは?

「チクショー!」は
「ああ、しまった!」と似た意味で使う。
4年生の優等生たちは、そんな私の独り言をきちんと頭に叩き込んでいるので、
中国のあちこちで「ムカつく」「チクショー」が流布される日も近い、かも知れない。
ワシャ知らん。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする