毎日がちょっとぼうけん

日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

「辺野古『圧殺の海』を観よう!」2015年1月26日(月)No.1081

2015-01-26 21:11:45 | がんばれ沖縄

「ヤマトンチューの無関心という暴力に風穴を開けたい。」

「圧殺の海」共同監督、景山あさ子さんの言葉だ。

 

24日に淀川区十三のシアターセブンで『圧殺の海』を観た。

身体一つで小さい笹舟のようなカヌーに乗り込み、辺野古の海に乗り出す人々。

海上保安庁がカヌーから一人ひとり全員を引き抜き、羽交い絞めにして

見えないところで暴力を加える。

海保の暴力性がはっきりと画面に映し出されていた。

選挙の間だけ静かだったキャンプシュワブと辺野古沿岸が、

ここ連日またしても、市民・取材陣の排除が横行し、

14・15日のキャンプシュワブゲート前で座り込みをしていた80代の女性が

防衛局が設置した「殺人鉄板」に頭を打ち付けて怪我、

16日は海保が拘束した男性が骨折など、

負傷者が相次いでいるが、海保は一切その暴力行為を認めていない。

 

いったいこの間の選挙は何だったのか。

オール沖縄の民意をここまで踏みにじる安倍政権は、

民主主義とは全く乖離した政権である。

その政権を支えているのは、何を隠そう、ここ本土の人間の

(自分さえよければ沖縄がどうなっても構うものか)という

無関心・利己主義だ。

しかし、その無関心は多くの場合「知らないこと」と相互リンクしている。

曇りのない目でこの映画を観たら、きっと何かが変わると思う。

大阪の人は2/6まで十三「シアターセブン」で上映しているので、

ぜひ時間を割いて観に行ってほしい。

大阪以外の人は地元で自主上映していないかチェックしてください。

↓以下は関連動画サイト↓

 

↓TBSテレビ『ニュースの視点』(映画一部紹介)

https://www.youtube.com/watch?v=zav2R1JBngA

 

↓映画「圧殺の海」 藤本監督が見た辺野古(琉球朝日放送 報道制作部)

http://www.qab.co.jp/news/2014102459450.html

 

↓森の映画社★札幌編集室

http://america-banzai.blogspot.jp/

 

 

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「春を待つ」2015年1月25日(日)No.1080

2015-01-26 00:25:44 | 日本事情

24日(土)、娘夫婦が慰安婦問題の学習会だか映画会だかに行くと言うので、

孫娘を連れて藻川(尼崎・園田)の土手にお出かけした。

土手は自力でどんどん歩く孫だが、川を渡る橋の上はガッチリ抱っこをせがむ。

慎重な性格だ。

穏やかに流れる川の遠くに島のようなものが見える。

そこでは健気にも木が成長しているのだが、台風が来たら倒されないか心配だ。

        

 

藻川の土手を降りて宮園橋の近くにNPO法人「月と風と」がある。

娘の中学校時代の同級生豊湖(とよこ)ちゃんがスタッフの一人ということで、

ぶらりと立ち寄ってみた。

豊湖ちゃんと娘は中学生の時、二人で「BH*BOMB!」という

ザ・ブルーハーツをテーマにしたミニコミ誌を作っていて、

よく家に遊びにきたものだった。

 

折りしも手作りライブが始まるところだった。ラッキー!

↓バンド名「ちゅるとっと」は灯油ポンプとアマゾンの空き箱を楽器にして、

平気でラヴェルの「ボレロ」を演奏するのです。

左のお兄さんは確か、前にもぐもぐ祭りでお見かけしたような……。

 

下の二人は連弾ですが、交代で場所を代わり、逆さまに弾くという…。

「茶色い小瓶」とか「ハンガリー舞曲第5番」とか、驚きの名曲を弾くではないか。

    

 

それにも増して、このお嬢さんは

リコーダーの旋律と伴奏を同時に吹きこなす技をやってのけた。

音大の先生が指導してくれたとのこと(何やってんだか……)。

 

知らない場所では人見知りする孫娘も、この雰囲気には心を緩めずにはいられない。

↓マラカス2種を独り占めする孫娘。

 

豊湖ちゃんにも既に子どもがいた。もうすぐ1年生になるという(右端の男の子)。

The Times They're A Changin' ……。 

 

孫を送り届けて家路へ。

小さい子と時間をともにすることは、実におもしろい体験だ。

自分の子のときは面白がる心のゆとりがあまりなかったかもしれないが、

孫ときたら、100%余裕の観察だ。

生き物は凄いなあ。

 

そうそう、関係ないけどお土産でいただいた大阪の御煎餅を

皆さんにお裾分けしましょう(写真ですけど)。

冬来たりなば 春遠からじ。 いつかこの冬が終わるのを信じて…。

   

 

コメント (2)
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