昨日の夕方、日本語能力試験N1対策補習の後で、
煙台出身の趙寧さんがた~くさん、サクランボをプレゼントしてくれましたよ。
そう言えば去年の今頃もそうでしたわ。
去年のブログを見たところ、
美味しい煙台産サクランボもらってホクホク喜んでいたのに、
卑怯極まりないレイプ男山口敬之とそれを庇うアベ首相とその仲間達が
よりもよって、一人がんばって立ち上がった詩織さんを
バッシングしていることへの怒りが、
サクランボの嬉しさを吹き飛ばしていたことが分かる文でした……。
↓ ↓ ↓
一年経っても事態は好転しておらず、
と言うか、トップに居座る無法者が巻き散らすムードが全国に飛散して、
弱い子どもや大人が犠牲になる事件が跡を絶ちません。
日本は確実に、
狭隘で、攻撃的で、人が簡単に他の人を殺す国になってしまいました。
しかし!今日は、今日だけは!
錯乱ぼじゃない、サクランボで心を鎮めようと、
イヴ・モンタンと加藤登紀子の『サクランボの実る頃』を
聴き比べてみたのです。
どちらも大好きですが、
今夜は、我がココロの友(勝手に自分で思っている)、
加藤登紀子さんの歌詞と声に、より心が惹かれました。
40年以上前、京都会館第一ホールで聞いた声とは
ずいぶん変化しています。
かすれ、しゃがれたおときさんの歌声、味わい深いです。
加藤登紀子【さくらんぼの実る頃】
♪サクランボ実る頃 鳥たちは浮かれて歌うよ 誰かに恋して
愛する人の腕に抱かれて 嬉しさに震えてた
君は赤く頬を染めて いつもよりずっときれいだよ
サクランボの耳飾 燃える耳に飾る頃 どこかで聞こえる
手をつないで歩く二人によく似た サクランボの赤い実が
小道の傍で木の陰に しずくのように落ちる音
恋の終わりを恐れるなら サクランボの赤い実を 愛してはいけない
あふれる喜びがいつかきっと 苦しみに変わる頃
愛を歌った鳥は去り 季節は終わりを告げていく
サクランボ実る頃 心は今も揺れている あの日と同じように
傷ついたまま消えない思い出 胸の奥で震えてる
どんなに時が過ぎても あの日の恋を 忘れない
サクランボ実る頃……