今日、済寧でのメディカルチェックの後、
外事処のMs.王がランチをご馳走してくれたレストランで泳いでいた中国チョウザメです。
髭が生えていますね。
中国に日本語教師の仕事を見つけて、
「ちょっと一年だけ行ってくるわ」とやって来たのが2010年の夏。
始めるとなかなか楽しい職場で、
4年も長居してしまった江西省南昌市の大学(江西財経大学)でした。
その後、一年間日本に戻っていましたが、
なんか中国から吹いてくる風が心地よくて、
つい反応し、再びお邪魔しておりますのが今の職場、
山東省菏澤市にある菏澤学院という大学です。
ここも一年更新する毎に、
(あと一年だけ)と自分に言い聞かせてきましたが、
またしても、4年間滞在することに……。
学生たちが日本語や、いわゆる「日本学」とでもいうものを
学ぶことに貢献できるのが実に愉快なのです。
教えるとなると自分でも日々勉強しなければなりません。
それもまた、たいへん楽しいことです。
日本社会に戻ればきっとまた、
洗濯機の中に放り込まれて、ぐるぐる回されるような
時間が待っている気がします。
ある学生は大学というところを評して、
「社会から自分を保護してくれるシェルターです」と言いましたが、
私もそのシェルターの庇護の下、
モラトリアルの日々をあと一年だけ楽しませてもらうことにしました。
私の赴任と一緒にこの大学の一年生に入った学生たちが卒業する時、
わたしも共に卒業したいと思います。
こちらを見ているこの魚も、料理の一品にしていただきました(ごめんね)。
淡水魚で海の魚とはかなり味が違います。