毎日がちょっとぼうけん

日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

「菏澤の中国工商銀行のあぜんとする対応」No.2907

2019-04-25 23:14:35 | 中国事情

   

今、キャンパスにはムラサキカタバミが一斉に咲いていますが、樹花に比べ誰も気に止めません。


この間、ずっとゴタゴタ・イライラが続く職場ですが、

一応、まともな返答を得たのが、給料の明細問題です。

給料の明細をもらうって、バカみたいに当たり前ですよね。

しかし、1年ほど前、現金払いから中国工商銀行ATM払いになった途端に

明細を連絡してこなくなった大学に私は、

3月からずっと明細をメールで送るよう要望していたのですが

ほぼ1ヶ月半、忙しいだの、自分はその係りじゃないだの、

ぐずぐず言っていた外事処オフィスのMr.Xがつい先日、

とうとう口約束ですが、O.K.と言いましたよ。

まだ、今月分の明細を送ってきていませんけどね。

 

もう一つ、まだ解決していないとんでもないのが、

給料が振込まれる中国工商銀行菏澤市店ですよ!

私とフィリピン人のイブ先生はほぼ同時期にパスポートを切り替えたので

今月、相次いで工商銀行からそれぞれの携帯に、

「古いパスポートの期限が切れたので振込みサービスも切る。

新しく更新するため新旧パスポートを持って銀行にこられたし」

とメッセージがきました。

(中国で外国人のIDカードはパスポートです)

それで昨日の午後、困ったときに頼る韋彤さんについていってもらい、

タクシー10元でその支店に行きました。

数十分で更新手続きが終わると思いきや、

銀行員の言うことには

「古いパスポートと新しいパスポートのナンバーが違うので、

関連していることが証明されません。だから、菏澤の入国管理局に行って

新旧パスポートの持ち主が同一人物であると証明書を書いてもらって来て。」

と言い出すではありませんか。

パスポートは、全世界どこでも、一冊ずつナンバーが違うに決まっていること、

名前も生年月日もサインも顔写真も全部同じであるからそれで証明できること、

パスポートは国家が発行しているものであるから、

信用できないなどと言うのはその国家に失礼であること、

などを韋彤さんに言ってもらったのですが埒があきません。

しかたなく、またタクシー10元で

入国管理局に行って証明書くださいと言うと、

「銀行の言っていることは意味不明です。

入国管理局はそういうわけの分からない証明はできません。

どうしても銀行が新旧パスポートが同一人物のものである

という証明書が欲しいのなら

大使館で証明してもらうしかないです。」

とけんもほろろの応対。

ま、当たり前です。銀行の言っていることが愚か過ぎるのです。

中国で菏澤がどれほど国際感覚がないか分かっていただけたでしょうか。


今朝、外事処のMr.Xに

この愚かな問題を解決して、

外国人教師たちをこれ以上消耗させず、

仕事に集中させてくれとメールを送りました。

最近、こんなことばっかり……

それにしてもムラサキカタバミの群生はきれいですね。

 

 

 

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする