4月11日、K8のフェンスを越えたカヌーを拘束しようとして飛び込む海上保安庁職員。
手漕ぎのカヌーを90馬力のエンジンがニ基も付いた180馬力の動力船で追いかけ回し、凄まじい勢いで飛びかかってくる海保。 …フェイスブック「辺野古高江新聞」S・Kさんの写真と記事をお借りしました。
アベ政権が「普天間の代替は辺野古移設以外にない」と
能面の顔でエンドレステープのように繰り返し、
上の写真のように高圧的・暴力的態度で沖縄県民の声と心を押し潰そうと
ずっと何年もの間躍起になっていますが、
今の計画の基になる2006年の在日米軍再編合意の決定過程に関わった
山崎拓氏(元自民党三役)が
4月12日の毎日新聞朝刊のインタビューの中で、
今の政府の沖縄政策を変更せよ。
沖縄の民意に沿う解決策を共に模索し、
答えを見出す努力こそが政府に求められている。
県外移設を模索せよ。
日米地位協定の本体部分の改定交渉に踏み込め。
と述べているとのこと。
これこそ、少し前まで自民党にたくさんいた
真摯に民意に耳を傾ける政治家の声なのでしょう。
今の自民党政治家は(民意なんか金になるかよ)と鼻でせせら笑う
アベ政権の手下ばかりです。
毎日新聞デジタルでその記事を読もうとしたら有料で読めませんでしたが、
あちこち探したら「たんぽぽ舎メルマガ」で
全体の7分の1位の最後の項目文を紹介してくださっていました。謝謝!
↓ ↓ ↓ ↓
沖縄の民意に沿う解決策の努力こそ政府に求められている。
県外移設を模索し、日米地位協定の改定に踏み込むべき。
元自民党幹事長山崎拓氏の提言=政府の沖縄政策の変更を。
──── 柳田真(たんぽぽ舎) ◆-具体的解決策の方向性とは
改めて県外移設を模索することが最善だと思います。
今さら難しいとしても、民意を無視することは許されません。
この際、政府は、米側と日米地位協定の本体部分の改定交渉に踏み込むべきです。
基地の外で発生した事件・事故は無条件で国内法を適用する、
治外法権を認めないということです。
95年の小学女児暴行事件で沖縄から上がったのも
地位協定改定を求める声でした。
米ソ冷戦終結で幕を開けた平成の時代が米中新冷戦のけ灰の中で
幕を閉じようとす今、日米防衛協力の範囲はアジア太平洋地域から
「インド太平洋」にまで拡大しようとしています。
沖縄の東アジアにおける軍事拠点としての役割は非常に重要ですが、
そこに海兵隊がどの程度必要なのかは検討の余地があります。
沖縄の民意に沿う解決策を共に模索し、
答えを見出す努力こそが政府に求められています。
(4月12日毎日新聞朝刊13面 論点 平成の軌跡より)
ーーー「たんぽぽ舎メルマガ」ーーー
NO.3626〜沖縄の民意に沿う解決策の努力こそ政府に求められている
http://www.labornetjp.org/news/2019/1555208507840staff01