夜の尼崎の街でムグンファ(무궁화:無窮花)が強風に揺れていました。
ムグンファは韓国の国花。日本名は木槿(むくげ)ですね。
♪ムグンファ ムグンファ ウリナラコッ♪
風に負けず、空に向かってまっすぐに伸びる真白い花の凛々しさよ。
日本に併合され支配されていた時代、この花は抵抗の象徴だったそうです。
今の日本には「嫌韓」とかいうじつに狭量の心悪しき発想がありますが、
街には日韓の経済文化交流がいたるところに見られます。
その代表はスーパーマーケットです!
2012年、民主党の野田首相がそれまでの周恩来・田中角栄会談以来の
「尖閣問題棚上げ・未来の英知に委ねる」路線をかなぐり捨て、
魚釣島を国有化するというこれ以上ないほどの挑発に出たとき、
中国は反日デモで溢れましたが、
「そんなに日本が嫌いなら日本食を食べるなよ!日本製品も使うな!」
と、人々に冷静さを訴える声も中国のSNSで飛び交いました。
私も同じことを言います。
「嫌韓」を言う「愛国」者たちは、
日本の庶民に愛され、親しまれている
焼肉もキムチも食べるなよ!
もちろん、あのごま油と塩味で超おいしい韓国海苔も!!
はっきり言って、
「嫌韓」だの「嫌中」だの、愚の極みです。
将来を見据えない心狭い政治に踊らされるなっての。
長いアジアの歴史を見てみなさい。
千年以上の交流を続けてきたにも拘らず
一時期の自国の利益だけ切り取って戦争だ、何だとワーワーやったのが
バカ丸出しの、あの時代だったじゃありませんか。
また同じことしてどーするんだよ。