毎日がちょっとぼうけん

日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

「2ヶ月ぶりに週末のんびり買い物に」No.2706

2019-12-01 21:08:02 | 中国事情

10月、スピーチコンテストの特訓、

11月、日本語能力試験の特訓、

・・・・・・

毎日、放課後の全てを費やす

熾烈なボランティア活動がついに終わりました。

今日、12月1日(日)は世界中で日本語能力試験が実施され、

菏澤学院の3年生たちはN2(旧2級)、N1(旧1級)試験を

済南と青島に分かれて受験しました。

今頃はホッと一息ついて、

帰途に着いているか、あるいはちょっぴり観光しているかもしれません。

私も肩の荷が下りて、

今まで時間がなくて我慢していた日用品や野菜・卵・豆腐を買いに

歩いて10分以内にあるお馴染みの何でも屋さんに出かけました。

↑私の宿舎はこの男子寮の傍にあります。

今年の6月に卒業した韋彤さんはこの寮に住んでいましたが、

今は2年生の王征さんの寮です。

この寮を通る度に、

(中学生のように幼かった韋彤さんが4年間紆余曲折を経て、

ちゃんと卒業し、

今は大阪の語学学校に特待生として留学しているんだからなあ)

と、時間の経過を思わずにはいられません。

王征さんたちの2年クラスも一年前より大人っぽくなってきました。

若者の一年間の密度の濃さを感じます。

 

今、キャンパスと宿舎を結ぶ門の多くが閉鎖され、

通路にはガードマン付きの門ができました。

ひそひそと「上が馬鹿だとホント困るわ」と

愚痴っぽく陰口を叩く大人もいます。

上とはこの大学の共産党書記のことです。

(私の上の部屋にはまさにその人と妻が住んでいるんですけどね)

下は、普通の通路に突如できた門です。

年配のガードマンさんは毎日、本当に退屈そうですよ。

暑くても寒くても、ただただ、そこにいるだけですから。

(この写真外の右にガードマンの小屋があります)

4年半前、ここに来た時は運動場だった土地が、

今はセイタカアワダチソウやススキの茂る荒地になってしまいました。

でも、右奥の新しい寮がもう少しで完成です。

この荒地はこれからどう変わるのかなあ。

 

この荒地は下のフェンスで仕切られています。

コンクリート部分は閉鎖された元門ですが、

学生達はフェンスの一部を壊して通り抜けしています。

修理したらまた別のところが壊されるといった具合で、イタチゴッコですね。

これは前の大学でも全く同じでした。

若者たちは中国庶民のへこたれなさを祖先から引き継いでいるのでしょう。

しかし!敵もさるもの、

へなちょこフェンスだとすぐ壊されるからと思ったのか、

さらに背が高くて槍のように尖った意地悪なのに変えつつあります。

でも、今日発見したのが下のオレンジで囲った部分(笑)。

香港の学生達とは月とすっぽん、遥か遠く及びませんが、

これもささやかな当局との闘いの一つです。

こんな注意書きも。


何でも屋さんの近くはこんな煉瓦の道が残っています。

デコボコ道ですが、どうしても他の道路ではなくここを歩きたいのです。


あ、何でも屋さんのおうちの犬がいた!

いつも穏やかな態度でお客さんを出迎えてくれる犬です。

 

今日買った葉付き蜜柑(超甘!)とスターキング。

これ全部で13元(約200円)です。

中国でも毎年、毎年、物価が上がってきています。

 

コメント
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