毎日がちょっとぼうけん

日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

「ド直球の性差別『女性は買い物が遅い・買い物は男が…』」No.3853

2020-04-25 08:18:47 | 日本事情

最近、メディアの論調がアベ政権にちょっぴり批判的に

なってきたと思ったら、

今度は見せかけの「やってる感」演出に長けた維新を

持ち上げること、持ち上げること。

吉村大阪府知事に対する吉村寝ろ!」ハッシュタグ工作を

あちこちでニュースが取り上げ、

(おお、吉村さんは不眠不休でがんばってはるんや!

維新って頼りになるわ~)ムードが一気に醸成されました。

松井市長・吉村知事のテレビ露出度も半端じゃありません。

非常に重要な宣伝ですからね。

しかし、これで維新支持者が増えるとあっては

日本の民は余りにもチョロ過ぎます。

で、実際に維新は今まで大阪をどうしてきたのか?

橋下徹市長時代、

財政赤字の解消を目指すと言い、

大阪の住吉市民病院(公立)を閉鎖

大阪で唯一の感染症対策機関だった

大阪府立公衆衛生研究所を統廃合

保健所職員を3割削減、保健所数を14から9に削減

など、市民の公衆衛生を切り捨てて、

カジノだ、リニアモーターカーだ

ゼネコンに金をばらまくのが維新の政策でした。

(もちろん今も)

橋下徹自身が自分のしたことについて

「今さら言うのもおかしい」言い訳をしているのに

はらわた煮えくり返る思いです。

平時に疲弊させた現場をどうやって緊急時にちゃっちゃと

作動させることができるというのでしょうか。

   ↓    ↓    ↓

橋下徹✔@hashimoto_lo · 2020年4月3日

僕が今更言うのもおかしいところですが、大阪府知事時代、大阪市長時代に徹底的な改革を断行し、有事の今、現場を疲弊させているところがあると思います。保健所、府立市立病院など。そこは、お手数をおかけしますが見直しをよろしくお願いします。

橋下徹✔@hashimoto_lo

平時のときの改革の方向性は間違っていたとは思っていません。ただし、有事の際の切り替えプランを用意していなかったことは考えが足りませんでした。10:51 - 2020年4月3日

民草の平穏な暮らしより、企業の金儲け論理を優先させ、

現場で働く人間をまるでシステムロボットのように扱う、

それが維新のやり口です。

私は維新が市政を掌握してからの

大阪市の学校現場の教員たちの暗い顔を

今も、忘れることができません。

(大阪市の教員志願者激減。大阪で先生になりたくない人激増)

維新について書くと、安倍政権同様心が波立ちます。

両者に共通するのは、この能力主義社会で

力を持たない者を躊躇なく切り捨てることです。

忘れ難い橋下徹の発言を一つだけ挙げます。

2008年、私学助成金削減の中止を訴えた

私立高校生たちに当時の橋下知事が言い放った言葉です。

「 能力で選ばれるのが高校。 もう少し勉強して。 

(それをしなかったのは自分が悪い)。

この国は自己責任の国だ。それが嫌なら

自分が政治家になるか、この国を出て行けばいい」

 

今回の松井大阪市長の発言も、要は

「女は主に家事をする存在。買い物をぐずぐずする」

「男は家事に関わることが少ない存在。

(女に)言われた物を買う頭しかない」

……どちらにしても現状追認の役割の押し付けと、

人間軽視に満ちた、愚かな発言です。

――松井市長発言

この日の会見で朝日新聞の記者から、スーパーでの感染防止策に関連する質問を受けた松井市長は、「○○君(記者の名前)が買い物行ったらいいねん。夫婦で行かずに。言われたもんだけ買って帰る、と。やっぱり、女の人が行くとね、それはもちろんなんだけど、色々商品とか見ながら『これはいい』『あれがいい』とか時間かかる。君やったら、『これ買うて来い』言われたら、そこ直接行ってぱっぱっぱって買うて帰るやんか、男のもんは。だから、男子が接触避けて買い物に行くというのが、それでもいいけどね」。

2020年04月24日ハフポストより
松井一郎・大阪市長「女の人は買い物に時間かかる」 ⇒ 記者「違和感ある」と指摘https://www.huffingtonpost.jp/entry/coronavirus-ichiro-matsui_jp_5ea22c0ac5b6f9639811d6b6

 

 

 

 

 

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