さて、今から日本に郵便物を送りに行ってきます。
☝北海道の知床ウトロ学校の2年生におくる菏澤学院日本語学科2年生のはがきです。
昨年9月、日本語学科2年生はビデオレターを作り、
一つは高知県立大学に、もう一つを北海道知床ウトロ学校に送りました。
この2つの学校は菏澤からの私の呼びかけに応えてくれたありがたい学校です。
これは読売新聞高知支局の石塚記者、
そして知床ウトロ学校の我が姪、香ちゃんの
仲介のお蔭です。
中国と日本の草の根友好には、個人個人の行動しか頼るものはありません。
でも、一人の持つ行動力のなんと無限なことよ、と改めて思い、
二人には心から感謝しています。
さて、ビデオレターは当初CDにコピーして郵便で送ろうとしましたが、
テロ防止のため外国にはCDは送れないと断られ、
結局パソコンで送ったことは、以前ブログに書いた通りです。
受け取ってくれた知床ウトロ学校では、
年間スケジュールがびっしり詰まっている中、
2年生担任の先生が
「中国の大学生に年賀状を書こう」という取り組みをしてくださいました。
12月に日本から送られたその年賀状が菏澤学院の私の手元に届いたのは、
なんと今月3月に入ってからのことです。
これには、大学内の郵便物配達係の性癖が
大いに関わっていると私は睨んでいます。
以前、中国国内から速達で出したものが本当なら3日で届くはずが、
1か月かかって届いたこともあるのです。
そんなこんなで、今や中国の若者は、
手紙やハガキはウイ・チャットに代え、荷物は宅配便で送るので、
もう郵便局を利用することはほとんどありません。
さて、そんなことは別にして、
日本語学科の2年生が、
遠い日本の北海道のはずれからようやく届いたはがきを手に取って、
どれほど喜んだかうまく書けません。
知床ウトロ学校の2年生は、菏澤学院の2年生にひとり対ひとりで、
他にない一枚を書いてくれたので、
学生たちは同封された写真とハガキの名前を照合して、
どの子が自分に書いてくれた子か、ワクワクして、何度も確認していました。
今日出すハガキが知床ウトロ学校に届くころ、
すでに2年生は3年生になっていると思いますが、
また、ウトロからのんびりとお返しのハガキが届くことを
学生たちとともに待っています。
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