「日本経済はアベノミクス効果で順調に回復」、
「消費税10%値上げも粛々として行う」、
とつい最近まで言っていた閣僚や、
それを支持する経済アナリストの話が微妙にスライドしてきた。
今年4月の消費税増税(8%)以降、景気は落ち込んだままだ。
国内経済に非常なる影響を与えるのが消費者の動向である。
4月以降、一旦落ち込むのは想定内で、
雇用が増え、給料が上がれば、国民はどんどん買い物をするようになるだろう、と
為政者たちは説明していた。
しかし、この期に及んでも消費は上向かない。
だって、買いたくてもお金がないから買えないのだ。
雇用が伸びただの、給料が上がっただの、それどこの話?
雇用ったって、伸びているのは非正規雇用ばっかじゃん。
国民生活はじり貧状態だというのが私の肌で感じる現実である。
一体、アベノミクスで上向き&回復しているという
経済利益はどこにどう配分されているのだ。
一般庶民にはおこぼれすら回ってこないじゃないか。
こうなったらしかたがない。
お金を使わない工夫をすることが私のような貧民にできる対策である。
〈その1〉
靴下が破れても買わないで繕う。
なんか(あら、すてき!)と思いません?
「繕う」というのは刺繍に似ているのです。
これは貧民の楽しみになりそう~~。
〈その2〉
花も買わない。その辺のツユクサとエノコロ草で侘び・寂びを演出する。
これもなかなかシブいじゃないですか。
ムラサキツユクサは水の中で根を伸ばし始めてきたので、
植木鉢に移して観葉植物にできる。
こうすると、楽しいかな、貧民生活も。
日本経済に資するほど財力のないワタシとしては、
お金を使わないで済む生活の方が、よほどのんびりして楽しい。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます