今日は午後1時半に菏澤の宿舎に李先生が車で迎えに来てくださり、
バスターミナルまでスイスイと20分で。
バスのチケットを自分で買うのも慣れてきました。
午後3時45分、
菏澤の長距離バスターミナルから河南省鄭州に向かいました。
到着は4時間後と予定表に書いてあるのですが、
実際はいつも3時間ちょっとで着いてしまいます。
今日も午後7時には鄭州国際空港に到着しました。
順調です。
今日のバスの運転手さんは今まで出会ったどの運転手さんよりも親切で、
バスのトランクにスーツケースを入れるのは、
いつも乗客が自分でしていたのに、
「私が入れるから、荷物をここに置いたらどんどんバスに乗ってくださいよ」
みたいなことを言うので、
(はじめ言っていることが全然分からなかったので
2回も3回も聞いてようやく大意が理解できました)
「O.K.謝謝」とお任せしてバスに乗り込み、
途中、トイレ休憩時にも「トイレはあっちですよ」と外国人の私には
特別に案内してくれたり、
空港に着いて荷物を受け取った時には「再見!」と言ってくれたり、
とても気持ちよくお別れしました。
5,6分乗ったタクシーも一年前の時のようにぼったくられず、
着いたホテル「鄭州盛昌源国際酒店」でも
入り口前の階段で巨大スーツケースを持ち上げようとしたら、
ポーターさんが飛んで来て運び入れてくれ、
部屋まで丁寧に案内してくれましたし、
フロントのスタッフは学校を卒業したばかりのような初々しい女性が、
片言の英語で応対してくれ全く問題なく部屋に通されました。
つまり今日は、あらゆることが順調に推移しましたよ~
いつもは宿舎を早朝5時半頃に出るので、
(さあ、遠くまで移動だぞ!)と強行スケジュール感に溢れているのですが、
今日は、普通に起きて部屋の片付けや出かける準備がゆっくりできたので、
とても楽でした。
部屋は一ヶ月空けると、どこも彼処もうっすらと埃が溜まっています。
今日は徹底的にカバーをしました。
ベッドの布団もこれこのように。
台所の調味料は一箇所に集めて袋を被せました。
この台所は冷蔵庫より寒いので、質的劣化は少ないと思います。
二重窓の内側もきっちり埃だらけになるので、何でも被せました。
心配なのは下のサツマイモです。
写真を撮り忘れましたが、大きな水桶に水を入れ、そこに入れてきました。
生きていてくれますように・・・・・・。
さて、菏澤の長距離バスターミナルの光景です。
この列は菏澤市に属する県に行く乗客です。
今日は全く混んでいません。
こういう伝統的雰囲気のバスターミナルは大都市ではもはや見かけなくなってきました。
空港近くのホテルまでタクシーで11元(200円足らず)。
正式のタクシー乗り場から乗るとこうなるのですが、
途中で声を掛けてくるドライバーは「100元で行ってあげるよ」と、
外国人だと思ってふざけた金額を吹っかけてきます。
ところで、中国のタクシーは必ず下のように、
乗客とドライバーの間に柵を設けています。
ドライバーを保護するためでしょう。
ふう、やれやれ、今日もベッドで足を伸ばして寝られるわい。
では皆さん、お休みなさ~い
親切な人に恵まれて移動できているようで、やっぱり日ごろの行いが良いからですね。
今日はお孫さんはじめ皆さんの大歓迎を受けることでしょう。皆さんの笑顔が目に見えるようです。
私は娘夫婦とは一駅はなれたマンションに一人でのんびり住んでいたのですが、タイで人生修行していた息子が昨年転がり込み、その上猫まで連れてきて、私は留守中部屋の劣化が心配でした(笑)。ドアを開けると留守番をしていた猫が息子と間違えて、ニャンニャンとお出迎えしかけたのですが、私と顔が会うとぶっ飛んで床で滑りながら押入れかどこかに身を隠し、気配も見せませんでした。とんでもない怖がり猫です。一日経った今日もびくびくして近寄りません。
息子が「ロビンちゃ~ん」と呼ぶ猫なで声も私には到底真似できないことです。二人(一人と一匹)はもうすぐここを出て猫が飼えるアパートを借りるので、また一人の自由な生活が戻ってきます(ふう、やれやれ)。