毎日がちょっとぼうけん

日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

「りんごの皮でアップルティーを作った」No.2687

2019-11-16 14:12:41 | がんばれ貧乏人

 

世界はたいへんなことになっているというのに

この山東省の西の片隅の大学は十年一日の如く月日が過ぎ、

木々は春に花開き、夏に葉を茂らせ、秋には散ります。

学生たちの顔ぶれが毎年入れ替わっても、

キャンパスの雰囲気は去年とまったく同じです。


それでも、すこ~し違うことがあります。

去年に比べてこの種類のりんごが半額ぐらい安くなったんです!

 

中国で暮らしている期間が長くなればなるほど、

常用以外の日本語を忘れてしまい、

(はて、これは日本でなんて言うんだっけ?)ということがあります。

以前「ドレッシング」という単語が出なくて、

「たれ」「ふりかけ汁」とか言い換えて誤魔化しましたが、

この種類のりんごは

スタートレックじゃない、スターバックスじゃない、スターキング?だったかな。

でも日本のものより縦長でおしり部分も違います。

星型の穴が顕著ですね。

安いのでこの秋マイブームのこのりんご。

柔らかく、甘い香りの皮を捨てるのがもったいないので

(そうだ!アップルティーを作ってみよう)と思いつきました。


今月、プロパンガスから都市ガスに変わったばかりの宿舎のガスは

以前より少し火力が弱いですが、

ガスコンロも新しく換えてくれたところ、

ガス火の出る穴が以前よりたくさんあり

斑(むら)が無くマイルドに火が出るように(日本のガスコンロと同様)になりました。

他と比較して初めてわかるその特徴であることよ。


前任の日本人教師が置いていってくれたFUJIHORO(made in Thailand)は

こういうとき役に立ちます。

中国では水道水は料理に適さないので、

半年前、ありがたいことに宿舎横に設置された水の自動販売機で

2日に1回、6リットル/1元を買って運びます。

それ以前はスーパーで買って宿舎まで運ぶのが重くて本当に大変でしたが、

これも着実な生活の変化・改善の一つです。

あま~い香りが台所に漂いだしてから数分後に火を止め・・・

そのりんご汁を紅茶葉に注ぐとできあがり。

ほのかな甘さと香りが楽しめて、貧乏でもリッチな時間です。

上手く行くかどうかはりんごの種類にもよるでしょうが、

一度皆さんもお試しになってはいかがでしょう。



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