♪雨のそぼ降る岩陰に~ いつも小さく咲いている♪
・・・・・・今日は「テルーの歌」が口をついて出る小雨の寒い日でした。
安田純平さんのバッシングの声の中に
「国民の税金から、勝手に危険地帯に行ったやつに金払う必要ない!」
というのがけっこう多いと思うんですけど、
日本政府の正式コメントとして、
『身代金は支払われていない』、
『法人保護の費用は税金ではなくパスポートの発行費用から』
とのことです。
パスポートを取得している人は日本国民の4人のうち1人に過ぎません。
(平成29年旅券統計)
このことから言えるのは、
「俺らの税金から、勝手に危険地帯に行ったやつに身代金を払う必要はない!」
と声高に言う人は事実認識を間違えているということ。
「俺らの税金」ではなく「パスポート発行の際払わされる費用」の75%が
邦人保護費用にあてがわれていることを確認いたしましょう。
つまり、「俺らの金使いやがって」と
安田純平さんを批判する権利があると考えられるのは、
パスポートの発行費用を支払っている国民の4分の1だけだということです。
しかし、国民がどんな理由であれ外国で窮地に陥った時に
救出するのは政府の義務です。
これは日本国の基礎基本です。
まだ時々、
「政府の言うこと聞かずに勝手に行った者を政府が助ける必要はない」
と「自己責任」論が聞こえますが、
それはどうひっくり返っても間違いです。
安田さん本人がどう言おうと。
資料:https://knnkanda.hateblo.jp/entry/2018/10/29/065732
そうでしたか、税金ではなかったのですね。だったら「税金を使って」と言うバッシングはお門違いでしたね。
でも、たとえ税金を使っても自国の人を助けるのに、文句を言うほうが可笑しいと思いますね。
本当に良かった!と言えない人は心の貧しい人ですよね。
安田さんのジャーナリストとしての行動を「ビジネスだ」と矮小化して、「捕まった時点でビジネスは失敗した」と言うビートたけしなどがいますが、金勘定だけでジャーナリズムが動くことになったら正義も何もあったもんではありませんよね。ビートたけしはどこかこせこせしてヤクザ根性が抜けず、食い付きが良さそうな言葉を切り投げして自分は責任取りません。感じ悪~い人です。