寒い日が続いている関西ですが、
今日は中国にいる時からフェイスブックで見つけて(よし、行こう!)と決めていた
「命どう宝!知ろう、感じよう、沖縄のこころ」集会に友達を誘って行ってきました。
暖かい沖縄から、
よりもよってこんなに寒い時に関西に来た方々は大変だったろうと思います。
しかし、集会は心が温まるというより心が熱くなる、
手作り感満載でしかも気合いの入ったものでした。
一年の大方は中国にいて、動画などしか見られない私には
生身の人たちからしか伝わらない生気がビンビン感じられて、
涙が勝手に出るほどでした。
まず登場したのが【月桃の花】歌舞団です。
このグループは全員関西の人たちで、普段沖縄人から学び練習しているそうです。
「私もメンバーになりた~い!」
と言うと隣の席の友達が、
「でもあんなに身体動かへんで、息切れして。」
と諌めました。
次は、(株)沖縄物産企業連合の田場典篤さん(1972年生まれの「復帰っ子」)の話です。
・生まれたときから米軍基地があり、それが自然で何の疑問も感じていなかった。
・仕事をするなかで本土(よつば生協)の人に沖縄のことをどう思うか聞かれ、
ようやく沖縄について考える視点を持つようになった。
・「基地で潤っているではないか」という人がいるが、基地の経済効果はたった5%、
基地が返還された北谷町などではその30倍になったというデータがある。
・入域観光900万人を超える予測(ハワイを越える)。
・農業生産は28.1%の伸び率で全国一。
・しかし、子どもの貧困は全国平均13.9%に比べ、29.9%と倍以上、
非正規雇用は45.1%で全国一。
・基地問題はいつも沖縄最大の課題・関心事である。
基地が沖縄県民のやりたいこと、経済・政治の足かせになっており、
沖縄の豊かな生活の障壁になっている。
・全国47都道府県の土地の0.6%しかない沖縄に74%の米軍基地が集中している現実は、
47人のクラスでクラスメート46人に1人が苛められているのと同じだ。
・200年使用できるという新基地建設を阻止する活動は
絶対に諦めないし、建設を止めるまで続ける。
沖縄物産企業連合の商品、
「名護コーヒー」は何と100円で7個買いました。
「黒糖ココア」は300円。
家に帰って両方飲んでみました。
どちらも満足の美味しさです。
沖縄はいろいろな製品を開発しているのですね。
コーヒー豆も沖縄産です。
株式会社沖縄物産企業連合(OKINAWA PRODUCTS ENTERPRISE COOPERATION)
沖縄県那覇市金城3-8-11 ゆいビル2F
電話:098-857-7200
HP:www.feenu.co.jp
最後は、宮城恵美子さん(前那覇市議、沖縄平和市民会議世話人)の話でした。
糸数慶子さんにどこか重なるイメージの宮城さんは
1時間があっという間に過ぎたと感じるほど、
たくさんの事実を話せば話すほどに気合がこもり、
どれほどたくさんの訴えが心に詰まっているのだろうと、
まずその語り口そのものに胸を打たれました。
(内容はまた改めて)
心強い発信をしていただき、感謝です。
中国ではただ学生に何を教え、何を身に付けさせるかに集中して暮らしているので単純ですが、日本では短期間に纏めてしなければならないことが怒涛の如く押し寄せてきて、正直、中国にいるときよりくたびれます(笑)。
ところで、株式会社沖縄物産企業連合HP:www.feenu.co.jpのホームページをのぞいてみたら、ネットショッピングもできるようです。シークワーサーとか沖縄そばだけでなくいろいろあるので日本にいるうちに買おうと思っています。こきおばさんもいかがですか。