一昨日の「命どう宝、沖縄の心」集会で宮城恵美子さんに
「名護市長選の状況はどうなっていますか」と質問した人がいました。
名護市は辺野古が属する市で、今回の市長選は
辺野古新基地建設反対の住民の意思を受けて頑張っている稲嶺市長と
基地推進自民党候補の闘いです。
多くの人たちが気になっていることで、皆宮城さんの言葉を待ちました。
「前回、稲嶺市長を支持した公明党が今回自民党候補を応援しています。
何千票も動く公明票(=創価学会票;ブルーはーと)が自民に行くことは
非常に事態が厳しいことを意味しています。
また、画策が裏で行われているので、表だけの正義の訴えだけでは不十分であり、
裏の画策を見抜き、せき止める両面性を持つ選挙戦が問われています。
いずれにしても、国家を相手にしている闘いですので、
どんな小さな力でも結集して頑張らないといけません。
名護にお知り合いがいらっしゃる方はどうかお声を掛けてください。」
といったお話でした。
確かに今回の相手は個人ではなく国家です。
お金も捏造も、飴と鞭も、ありとあらゆる事を駆使して
票を稼ぐのが彼らのやり方です。
何十年もの間、
沖縄住民は「基地は要らない」という意思を示し続けてきたのですが、
それを国家が札束と恫喝で切り崩してきた歴史があります。
しかし、ここで大人が諦めてしまっては
子どもたちに基地まみれの生活を残すことにしかなりません。
相手の自民党候補は辺野古基地建設について一切語っていませんが、
実は強力な基地推進派で、基地推進を陳情までしているそうです。
昨日、フェイスブック友達(沖縄読谷村在住)の記事を読みました。
本土の子どもたちは「日米地位協定」や「基地」で
こんな説明を書くでしょうか。
この文はどれほど沖縄の子供たちの置かれた環境が厳しいかを
物語っていると思います。
私が北海道で子どもだった時、基地や日米地位協定のことはもちろん、
日本国憲法もろくに知りませんでした・・・・・・。
ーーー#衝撃の娘の宿題の内容❗❗
四年生の長女の宿題。
昨日、丸つけしている私の手が止まった😱…。
こんなの宿題に出るはずない!
娘に聞いたら「学校の宿題より大事だと思ったから!」だって( ̄▽ ̄;)💧
我が子よ、我が子よーーーーっ!!
世の中厳しいこと沢山あるけど、
母はそんな君たちを誰よりも誇りに思うよ!!
先生になに言われても、私は💯あげるよ✨
沖縄はもう桜が咲いているそうです。
どうか今回の市長選挙の結果も、正義の花が開きますように。
写真はSHIROMA MAYUMIさんからお借りしました。
この母にしてこの子あり
親の姿勢がこの子を育てたのでしょうね。
このお母さんが選挙の翌日にフェイスブックに書いていらっしゃった文をコピー致しました。
これを読みながら私も泣きました。
『昨日の選挙の結果を見て泣き崩れる私を次女が見て、「お母さん、大丈夫よ~!」と、私の頭をギュ~と抱き締めてポンポンしてくれた。
「沖縄の未来は大丈夫だよ~!」と、子ども達に言ってあげたいのは私の方なのにと思うと、またまた涙が止まらなかった。
辺野古を止めることのできるキップを手にしていた稲嶺ススムさんが落選し、そのキップを国に持たせてしまった。
どこから希望の光を生み出せばいいのか、もうわからないほどの暗闇の中で、
泣いて泣いて眠れずに迎えた朝。
子ども達が学校に行く前に私に笑顔で言った。
「お母さん、また辺野古行こうね!!」
その言葉にまた泣いた。
職場の保育所に向かうと、純白な子ども達の笑顔が迎えてくれた。
今の私には光は見えないけど、
キラキラした子ども達の笑顔を前に『諦める』という選択肢は全くない。
たとえ後戻りできないところまで色々なことが起こっても、
未来を諦めることは大人としての罪だと思う。
暗闇で光がみえないのなら、
どんな小さな光でも自分から作り出そう。
小さな光も合わされば、また大きな希望の光となるように、、。
どんな権力者にも私の心は決して奪えない。
苦しみながらも、もがきながらも、
笑顔で前へススムしかない。
もうこれ以上の分断も嫌。
いろんな人と繋がって広がって、
本当の豊かさにみんなが気付けるように、
愛溢れた最高の仲間達たちと共に行動するのみ!!!!
鼻水だらけで、泣いてむくんだ顔を上げ、
やっぱりかぁちゃん、頑張ります!!』