昨夜、若い友人智里さんが沖縄に飛んで行った。
辺野古で5日間ほど頑張ってくるとのこと。
彼女はこれまでも、ここぞというとき仕事を調整してサッと沖縄に行く。
「沖縄で抗議と、ついでに観光もして~」
と言うので、私も行きたくてたまらない。
沖縄の人々が望んでいるのは、きっと、智里さんのような行動だと思う。
ヤマトンチュー(沖縄以外の日本人)はウチナンチュー(沖縄人)を踏みつけて
自分たちだけ安穏としてきたと、私がウチナンチューなら絶対思う。
事実そういう歴史しか本土の人間たちは作ってきていない。
では橋下市長・マツイ知事の主張ように
基地を大阪でも分担すれば問題は解決するだろうか。
そうではない。沖縄の人々は、平和がだいじだと言っている。
そして、平和のためには軍事基地は要らないと言っているのだ。
平和と命と自然を大切に生きていけば、道は開ける。
それを訴え続けている沖縄の人々は、
原発事故以後、新しい日本を作っていくしかない私たちのお手本であり、先生である。
今日はYOU TUBEの動画「辺野古で闘う一人ひとりの声 」LunaticEclipseHenoko
https://www.youtube.com/watch?v=FBdYP44u2-E
の声を一人ひとり、聞いて書いた。
シアトルのCHIEKOさんや中国在住の若者たちはきっと動画が見られないだろう。
沖縄や本土から駆け付けた人々の声をせめて文字で確認してもらいたい。
――――――キャンプシュワブ前 8・23米軍基地建設抗議に集まった人々の声
(宜野湾市からの女性)ここにも保育所や学校、いっぱいありますよね。それなのにまた(基地を)押し付けるのは絶対許せない。
(宜野湾市からの女性)宜野湾ももちろん危険なんですけども、更に宜野湾よりも大きな新基地をここに造るということにとても心に痛みがあって自分達さえ良ければいいと思ってないのでその気持ちで参加してます。
(女性)私たちの声が聞こえていないのか。聞いてくれないし、強引にこの海にボーリング調査を始めてしまう政府のやり方は絶対に許せない
(女性)サンゴとか同じ生き物ですよね。それなのにボーリングして海に穴開けて…。自分たちは認めてないよ、許していないよ、ということをやっぱり行動で示さないと。
(男性)沖縄県民は最後まであきらめませんので。黙っていれば認めたことになりますので。
(若い男性)反対とか賛成とか置いといて、ちゃんと現場で頑張っている人たちの様子を見ようと思う。
(孫と参加する老夫婦)たまたま夏休みで遠くから孫が来ているので、一緒に行こうというので来ました。実際に子どもたちに辺野古の海を見せて、こんなところに基地を造るかと子どもにも考えてもらえるんじゃないかと思っています。
(南風原町から子連れで参加した男性)沖縄県民と生命、動物の声に(政府は)もう少し耳を傾けてほしい、という気持ちを子どもたちに伝えていきたいだけで来ました。
(地元名護市の女子高校生1)自分の目でちゃんと今起きていることを確かめなければいけないと思って連れてきてもらいました。
(女子高校生2)異なる考えを強く思っていれば沖縄県民同士でぶつかることもあるし…。みんないろんな思いを抱えてやっているんだなと思いました。
(国頭村から参加の母親)新聞やテレビで取り上げられている現場を、是非息子に見せたくて。何か感じてくれるものがあるのかなと思って。
(那覇市からの女性)方法は分からないんですけど、どうにか止められないかなと思い、まずは現場に来てみようと思って…。
(沖縄市からの男性)ものすごい怒りがあります。県内あるいは県外から人々が結集すれば間違いなくボーリング工事は止められるだろうと思います。
(宜野湾市からの男性)防衛省のやり方が酷い。これは大変だ、ということで、もう何回も足繁く通おうと意思を固めています。何回も来ます。
(京都からの若い女性)知らなかったことが恥ずかしい感じです。(政府は)ずるいなという一言です。
(九州からの男性)海は国民の財産やから、その国民の財産を埋め立てて米軍基地を造るなんて、法治国家では絶対許されない。(みんな)ここに来てもらわんと分からん。ここまでひどい状況とは。
(県外からの女性)
辺野古の問題は私自身の問題でもあるとずっと思っていましたから。
(女性)毎日でも来たいという気になりましたね。一人では力弱いけどね、みんなで来ると強いなと感じました。
(女性)ドキドキしています。こういう闘いを毎日やらないといけないのかと思うと、怒りというかむなしいというか複雑な気持ちで見ています。
(女子高校生)親から辺野古の話とか基地の話とか聞いているので、(行きたいな)と思って。生でしっかりどういう状況なのか見たいです。
(基地建設抗議バスツアーの年配女性2人組)前から(来るのを)望んでいました。辺野古までの足がないから、行きたくても行けないものですから。
(地元に里帰りの女性)今日、本当のこと言うと、強い意志を持って来たわけじゃなかったんですよ。とりあえず県庁前に行ってみようと思い、こんなに地元で熱い状態になってるって今日初めて…。ほんと、ちょっと……。
(抗議バスツアーの男性)素晴らしい海を埋め立てるっていうのは本当に胸がはり裂けるような思いです。できるだけ機会をみて来たいと思っています。
(女性船長)壊したくない。自分はジュゴンの食(は)み跡をあの中で見て撮影しているから、あそこを壊すような事は、とにかくやって欲しくないし、昨日もジュゴン現れたし、私達が守っていかなきゃいけない。悔しい、信じたくない、これ以上(工事を)させたくない。悔しい思いでいっぱい…。
(北谷町からの年配男性)自分の戦争体験からそれに結びつく、関連のあることには絶対受け入れられないっていう気持ちです。
(糸満市からの女性)どうしても基地を造りたいっていう日本政府の意欲の表れと思って、とても悲しいです。
(年配男性)悔しいけどね、できること頑張る以外ない。これはもう私らの使命でしょうね。
僕らから言えば、ウチナンチューの誇り、誇りがありますよ。こんな故郷を潰されていいはずはないですよ。
できる者はできることをやっていく。ただ願い、ただ想いだけではね、変えること、止めること、できませんよってことをぜひ行動して頂きたい。
(女性)沖縄県民をバカにしてますよね。もっと沖縄の人達も、もっともっと皆で声を上げなきゃいけないって、毎日ニュースを見ながら思っています。
(男性)戦争の基地ですよね。国の動きもそういう方向にいっていますよね。そういう事を私は絶対許してはいけない、そういう一つの自分の信念で行動に参加しています。我々のこの運動を続けることでこの問題に対する県民の意思というものをしっかり伝えていけるのではと思います。
(名護市辺野古在住の島袋文子さん84歳)
ウチナンチューを何と思ってるのか。二度も三度も沖縄で戦争させようしている日本政府が憎らしい。ほんと、会えるものならビンタの二つぐらいはサービスしたいけどさ。もっと来て、皆で基地を包囲しないと阻止できないと思う。まだまだ抗議行動は生ぬるいと思っているの、私は。もっと沖縄の県民皆が集まってね。 私は基地に反対してからもう18年。戦争中、雨の降るような弾の中から生きてくることは容易ではなかった。だからこそ、今、今だよ、今。
何十年前の戦争が起きる前、日本軍が沖縄に来たこと、基地を造ろうとしてきたこと、ちょうど今と同じお金をばらまいてお金で住民の頬っぺたを叩いてさ、そこに基地を造ろうとした輩(やから)がいるからこそ、兄弟も親も二分してしまったわけ。まあ、体張っても止めないといけないでしょ。目をつぶると戦争の足音が聞こえてくるの。
<参照>
辺野古:新基地建設を阻止する闘い
http://ima-ikiteiruhushigi.cocolog-ni...
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