キラキラ

毎日の生活を写真と共に綴っていきます。

さまよう刃(ヤイバ)

2010-04-18 12:24:53 | Weblog
4月17日(土)に観てきました。

どうして観るようになったかと言うと、先日『天使の休日』の

ミュージカルを鑑賞した時、入り口でパンフレットをもらいました。

その時、観たいなぁ~。と思ったのですが、私は、色々とマイイベントの

多い人なので速断できませんでした。

(前売り券は少し安かったような。)







(東野圭吾さん作の小説の映画化です。)







重い、暗い、気持ちの落ち込む映画でした。

画面の色彩も始めから終わりまで暗かったです。

愛娘を陵辱され、殺された父親を寺尾聰さんが好演されていました。

いい味が出てこういう役って、寺尾さんのハマリ役ですねぇ~。

何故か、宇野重吉さんとかぶってしまいます。








(寺尾さんが主演です。)








最後の方では、むなしくて 悔しく て悲しくて 泣いてしまいました。

言っては悪いですが、今の世の中 こういう少年って存在しそうですもの。

それが一番こわいですが・・・。 

途中では、本当に少年たちが憎い!!と思ってしまいました。

最後ぐらい父親だけには、俗で言うシアワセになってほしかったです。

(そうなると、薄っぺらい映画になってしまうのでしょうか。)

また、竹野内刑事の

『僕は、正義を守るのではなくて、法律が傷つかないように守って

 いる気がする』というセリフが印象的でした。









(竹野内さんは、伊東四朗さんとコンビの刑事で)







そして、私はこの映画をどういう風に自分の中で消化するのでしょうか?

時々、思い出しては少年たちを憎む?

現実にこういう事件が起きないようにと願う?

寺尾さんの役作りに拍手を送る?

最後は、やっぱり『家庭教育よ!』と原因を教育に求める?

どれも違うような近いような・・・。








(マスコミに追いかけられるシーン)






でも、でも 色々考えさせられる映画だったことは、確かです。







コメント
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