キラキラ

毎日の生活を写真と共に綴っていきます。

氷雪の門

2010-09-27 05:06:21 | Weblog
9月25日(土)の11時45分~ 上映の分を見てきました。

場所は、十三の七芸です。

時々七芸のHPを開きます。その時、解説などを

読んで行ってみようと思いました。

本当は、23日に行く予定をしていたのですが、

雨で延期にしました。







(氷雪の門のパンフレット)








その当時にしては、莫大な制作費をかけて、完成させましたが

ロシア側からの圧力により上映中止になったとか・・・。

そう言えば、ロシア軍の卑劣さがしっかり描かれていましたねぇ~。







(戦争の中、最後まで電話交換の仕事を全うし

 た9人の乙女の物語)







無条件降服しているのに、なお攻めて来るとか

はたまた、降服しているのに攻めてくるのは、国際法に反する。」

と交渉に行った隊員を皆殺しにするなど・・・。

ロシアの隊員は 「敗戦国に国際法などは無い!!」

と言っていましたが。








(内地へと向かうために移動する日本人たち)









(見ていて辛い場面でした。)










ロシアからの横やりが入ったのが分かるストーリーでした。

36年目にして、やっと日の目を見たようです。

『終戦時の樺太で起きた9人の乙女の悲劇』

とパンフレットにありました。









(氷雪の門の乙女の像にお花を捧げて。)










二木てるみさん、必死の演技が見る者に

伝わってきます。今もお元気でしょうか?

ふと、近況を知りたくなってしまいました。




藤田弓子さんの若いころも見せていただきました。

他にも 岡田可愛さん・木内みどりさん・若林豪さん・黒沢年男さん・南田洋子さん

千秋実さん・赤木春恵さん・浜田光夫さん・鳳八千代さん・久米明さん・丹波哲郎さん・

田村高廣さん・島田正吾さんなど 錚々たる役者さんが出演されていました。








(稚内公園にある『氷雪の門』)









私は、戦後生まれですが、これを見て、人間として

こういう思いは、したくないなぁ~。と心から思いました。





また、いつか機会があったら、北海道の稚内公園に行って

『氷雪の門』を見てみたいなぁ~。と思っています。








監督さんは、村山三男さんで、美術は木村威夫さんです。

美術では 特に、少ない資料の中から樺太の町を作り上げた木村威夫の

美術は圧巻である。と解説にありましたが。

しばらく前 『黄金花』という映画を見ましたが、その監督さんが

木村威夫さんでした。(91歳で監督をされた映画でした。)

そうなんだぁ~。と思ってパンフレットを読んでいくと、

2010年に亡くなっておられました。










(スタッフと出演者たちが氷雪の門の前で)











映画を見ながら、ずい分泣いてしまいました。

悲しくて、辛い映画でしたが、戦争で亡くなられた方の

死を無駄にしてはいけないと強く思いました。



(今日の写真は、HPからお借りしました。)




コメント
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