10月1日(土) 2時開演の 人形劇 『しのだづま』 の
観劇に行ってきました。
その訳は、
大阪市立中央図書館で本を借りようとした時に
『人形劇をはじめてみま専科』 というパンフレットを
見つけて、やってみたいなぁ~。 と申し込んだ次第です。
(人形劇団クラルテの方からいただいたパンフレット)
『しのだづま』 のお話は、葛の葉物語 や 信太の狐 とも言われています。
葛の葉物語 (くずのはものがたり)
「葛の葉物語」は、「信太妻」ともよばれ、文学・歌舞伎・浄瑠璃・
文楽・説教節・瞽女唄(ごぜうた)など、あらゆる文学・芸能ジャンルで
とりあげられてきました。江戸時代、竹田出雲による
「芦屋道満大内鑑」(あしやどうまんおおうちかがみ)は歌舞伎で大ヒットし、
特に「葛の葉子別れの段」は有名で、今日まで多くの人々に愛好されてきました。
物語は、平安時代の天文博士安倍晴明の出生と活躍がえがかれています。
信太の森で生まれ、信太の森が育てた作品です。
(ネットで検索しました。)
(記念に買い求めたプログラム)
恋しくばたずね来てみよ和泉なる
信太の森のうらみ葛の葉
この短歌は、有名ですよねぇ~。
副題に大人のための人形劇とありました。
観客は小さな子どもはいなくて中高年の方が多かったように
思います。席もほとんど埋まっていました。
人形劇団クラルテさんは、高い評価を受けているので納得です。
舞台美術もライトなども効果的に使われていて、人形(美術)も
ああいう風に作るんだなぁ~。(目や口などもオーバーに
作られていて) やはりプロの人形劇集団だ! と感動して観ていました。
語り(猫魔太夫)で 舞台が進行していましたが、この語りが
なかなかおもしろかったです。
楽器などもうまく使われていました。
そして、とってもユーモラスでしたねぇ~。
帰り、主人と市立中央図書館で待ち合わせをしました。
予約本を借りて、夕食を済ませて帰りました。
主人は、法律の本を8冊も借りて、とっても重そうでしたねぇ~。