昨日(23日)に兵芸で
『じろはったん』 という県民創作ミュージカルを
観てきました。
兵芸では、会員登録をしていますので
毎月パンフレットが郵送されてきます。
その中にあった案内で見つけました。
ちょっと早目に家を出て10時43分発の関空快速に乗り
11時半ころに大阪駅へ。
ちょっと用事があって 『サンケイブリーゼ』 まで
行ってから兵芸へ。
(魚つりをしている場面、手に持っているのは
びく かな? とっても明るいのがいい!!)
あらすじは、昭和18年、太平洋戦争の真っ只中 戦況は
悪化し、学徒出陣・学童疎開も始まった。
じろはったんは、知的障害のある青年だが、優しく純粋な心の持ち主で
いつも子ども達の人気者、村の人々の温かいまなざしの中で暮らしていた。
(じろはったん と おっかあ。)
のぞかな但馬の春、兄弟のような 『しんやん』 に召集令状が来て・・・・。
学童疎開の子ども達が神戸から来たり、
若いきれいな石野先生も一緒に。
(作曲・演出・但馬ミュージカル研究会 芸術監督の
高井良純さん)
『しんやん』 は南方の海で戦死します。
そして、終戦へ と物語は続きます。
石野(寺島恵美さん)先生の歌声は、メゾソプラノのとてもきれいな声でした。
透明感のある繊細な響きを持っていましたねぇ~。
どこか鮫島有美子さんに声質が似ているような・・・。
(舞台も無理がなく自然な流れでよかった
と思いましたが。)
おっかあ(千葉みつ子さん)は、温かくて柔らかさを感じさせて
くれる歌声と演技でした。
演技の中には、動きの激しいダンスもあったのですが
指先までしっかりピンとの伸びて、グループのみんなの
動作もそろっていて とてもきれいでしたぇ~。
(英語版のCDもあるんですねぇ~。)
登場人物は子どももいて、かなりな人数になっていました。
この団体で一つのミュージカル(裏方さんもいることですし)を完成させるには、
相当な時間と労力がいっただろうなぁ~。と胸が熱くなりました。
(兵芸の中ホールでの稽古風景)
アンコールで全員が揃った時のみなさんの顔は、充実感に
満たされていました。
子どもさんたちがたくさん出演するというのも
何か明るい未来を感じさせてくれていいですねぇ~。