キラキラ

毎日の生活を写真と共に綴っていきます。

堺・文化財特別公開

2011-11-06 08:39:09 | Weblog

堺の文化財特別公開の秋季版ということで

平成23年10月28日(金)~11月6日(日)の期間が設定

されていました。

 

 

(堺市は、ただ今 観光のスポット『世界最大の面積を誇る仁徳天皇陵 』 を始め

見どころをあげて、 世界遺産をめざしています。)

 

 

 

私は、堺市広報でそれを知り、5日(土)に出かけてみました。

まず、上のバス停から堺東駅前へ。

 

 

あいにく、バスの中から外を見ると、雨が降ってきました。

特別公開の 無料 『ループバス』 もあるということで

7番のりばを目指して歩きました。

 

 

(ループバスは、7番乗り場から発車で~す!!) 

 

 

 

ループバスには、観光ボランティアの方も乗っておられて

仁徳御陵について分かりやすい、詳しい説明をしてくださいました。

私は『開口(あぐち)神社』 へ 行きたかったので 『利休広場』 で下車しました。

 

 

 

 

 (こんもり見えるのが仁徳天皇陵です。)

 

 

 

 

 

利休広場では、お茶をいただき 和菓子を買って

腰をかけて味わってみました。美味しかったですねぇ~。

アサヒのノンアルコールのワインもサービスされて・・・。

 

アサヒビールの創業者は、堺出身とのことでした。

 

 

 

 (アサヒビールの創業者 『鳥井 駒吉』 さん )

 

 

利休屋敷跡には、利休も使っていたとされる

『井戸』 もありました。

 

 

 

 

(千利休宅址の井戸)

 

 

 

その当時には、良質の水を提供していたようです。

「今も水は湧いているけれど、とても飲める水ではない。」

と観光ガイドさんは、おっしゃってました。

 

 

 

 

 

 

 (千利休座敷(ざしき)址 となっています。)

 

 

 

利休跡は、広くない一画でしたが、その昔は利休広場よりもっと

広い範囲にお屋敷があったようです。

 

利休さんは、裕福な商家の生まれだそうです。

 

 利休さんが秀吉に切腹を命じたのは、よく知られていますが、その理由などをネットで

 調べてみると ~ ~

 

利休が秀吉の怒りを買い死罪になった原因を「大徳寺三門(金毛閣)改修に当たって

増上慢があったため、自身の雪駄履きの木像を楼門の二階に設置し、その下を秀吉

に通らせた」とする説がよく見られるが、その他にも下のような様々な説があり、

明らかにはなっていません。また、秀吉は蟄居を命じただけで死罪までは企図していなかったが、

利休が一切の釈明や謝罪をしなかったために更に怒りに触れ切腹を命じたとする説もある。

 

 

 

(千利休像)

 

 

 

 

その色々な説は・・・。 

      

 ☆ 豊臣秀長死後の豊臣政権内の不安定さから来る政治闘争に巻き込まれた。

 

 

  安価の茶器類を高額で売り私腹を肥やした(売僧(まいす)の行い)疑いを持たれた。

 

 

☆ 天皇陵の石を勝手に持ち出し手水鉢や庭石などに使った。

 

 

☆ 秀吉と茶道に対する考え方で対立した。

 

 

秀吉が利休の娘を妾にと望んだが、「娘のおかげで出世していると思われたくない」

     と拒否し、秀吉にその事を恨まれた。

 

 

 交易を独占しようとした秀吉に対し、堺の権益を守ろうとしたために疎まれた。

 

 

 

 

 

利休忌は、現在 3月27日および3月28日に大徳寺で行われています。

 

 

 

それから、歌人 与謝野晶子の生家跡を雨の中、尋ねることにしました。

案内表示や地図がありましたので、すぐに分かりましたが・・・。

ちょっと、あまりにも質素な歌碑や説明板にガッカリ!!

遠くから訪れる人は、どんな感想をもつでしょうねぇ~。

 

 

 

 

 

 (与謝野晶子の生家跡。ちょっと寂しかったですねぇ~。道路沿いにポツンと

 ありました。古い家や展示品があるのではと思って来る人も多いのでは。

 跡には、違いないですが・・・。)

 

 

 

以前、友人が「晶子の生家跡をたずねたけど、何もなかったわ。碑があっただけよ。」

と言っていたのを思い出していました。

 

 

(この碑がなければ・・・。)

 

 

 

 

(生家跡の説明が。) 

 

 

 

 (歌碑、生まれ故郷の父母の家を詠んでいます。)

 

 

 

 

 3つセットの写真では、分かりにくいので 1つずつを写真でアップしてみました。

でも、でも 生家近くの色々なところに歌碑は、たくさんあるようです。

 

 

コメント
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