キラキラ

毎日の生活を写真と共に綴っていきます。

柳田邦男氏の講演会『自分の死を創る』

2014-06-13 12:54:54 | Weblog
ずい分前から楽しみにしていた~作家・柳田邦男先生~の

講演会へ6月8日(日)に出かけました。



場所はちょっと遠くて阪急甲東園へ。

関空紀州路快速で大阪へ。

阪急電車に乗りかえて西宮北口に。

そして、今津線に乗り換えて甲東園へ。




会場はカトリック仁川教会のコルベ講堂です。

講演の『テーマ』にひかれて参加しましたが。







(講堂にはマリア様も。)








500人くらいの人が聞き入っていましたねぇ~。

講演の始まりは、三人の方の死を迎える前の生き方が紹介されました。









(作家の柳田邦男氏)







増田良和さんは額装職人ですが、

すい臓がんの2年間をどのように過ごされたか。

自分の仕事の額の作り方を奥様と娘さんに伝授します。

また、禅僧の句が支えになりました。

そして、ホスピスでの日々の生活いついて。

を詳しく講演してくださいました。

紹介された句は

『浜までは 海女も蓑着る 時雨かな』 瓢水

(これは、死の前に増田さんが柳田さんの奥様にメールで送信した句です。

 意味が深い句ですねぇ~。)










(入り口でいただいたパンフレット)







~増田さんは、治らなくても前向きに生きたい。痛みを和らげる術後に聖路加病院の
 
 ホスピスに申込みます。~





『治らなくても前向きに生きたい』 この言葉には感動しました。








(自分の死を創るとは 奥が深いですねぇ~。)






それから、在宅ホスピス医の岡部健さん、ALS難病の田中俊一さんの

死を前にした生き方のお話もありました。







(仁川学院にある壁画)






また、健康とは

『病気や障害があっても よりよく生きようと いつも心がけることである。』

なるほどなぁ~。と納得します。

「病を得てこそ、人間は成長する」 とも。








(仁川学院は、結構広かったです。)







そして、

☆ 人は自分の死を創ることができる。

☆ 人は最後の刻まで生きる

☆ 人生は物語である → 人は物語を生きている。

☆ 「自分の死を創るとは」人生の最終章を自分で納得できるように

   書く(生きる)ということ。

(どの項も、これからの私の人生の指針になります。)





第2部は 

NPO法人アットホームホスピス理事長・随筆家の吉田利康氏との対談です。



その中では、死には

一人称の死・・・自分の死

二人称の死・・・肉親の死(配偶者・息子・娘の死)には強い感情が加わります。

三人称の死・・・彼・彼女の死 








(NPO法人アットホームホスピス理事長・随筆家 吉田利康氏)






『死後生』という言葉は初めて聞きました。

死後生・・・肉体はなくなっても人の生きた証は、大切に思ってくれた人の

      心の中で生き続ける。





「悲しくて、辛い体験こそが 一番大事な意味をもっている。」

という文言が何故か心に深く残りました。








(阪急梅田の電車が見えるカフェで一休みを。行き交う人の人生にも物語が。

 ここで一休みするのが好きなんです)。









会場まで1時間半以上はかかりましたが、行ってよかったなぁ~。と思いました。

今まで気づかなかったことに色々気づかされました。

そして、納得できたこともいっぱい!!

人生で大切なことをたくさん教わった講演会でした。





これからの人生で迷った時には、このブログのページを読み返してみようと

思っています。
















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